**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/12月28日終了時点)**(馬名赤字は新種牡馬)
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2024年のJRA競争が全て終、2歳種牡馬ランキングにおいては、キズナが首位でエピファネイアが2位という結果になりました。今回、エピファネイアに僅かに及ばず3位となったモーリスは昨年4位でしたから、終わってみれば昨年の上位陣が、2歳戦において安定の強さを見せたということになりますね。(昨年ランク外だったキタサンブラックが4位になったのは特筆もの!)
しかし、今年のキズナは本当に安定して良い産駒を出しており、AEIが昨年の1.76から2.17に上昇していますからね。一発の魅力では4位に入ったキタサンブラック(AEI:2.88ってすごい(^^;))に一歩譲るイメージがありますが、シーズン全体を通じて社台SS・種付料最高額種牡馬の名に恥じない活躍だったと思います。
その一方で、昨年3位に入ったスワーヴリチャードは残念ながらランキング外(32位)に…。ただ、スワーヴリチャード産駒は3歳牝馬のレガレイラが有馬記念をブッコ抜いていますし、繁殖牝馬の質が爆上がりするのはこれからですからね。種付料の高騰と比例するように成績を上げてきたキズナの例もありますし、まだまだこれからだろうと思います。
新種牡馬勢はサートゥルナーリアが5位と面目を保ちましたが、目立ったのはむしろ6位ナダルと9位アドマイヤマーズの頑張りでしょう。特にナダルはAEI:1.82とかなり優秀で、今後のダート界はこの馬の産駒が中心になっていきそうです。
来年にはパンサラッサ産駒が誕生しますが、このランキングに顔を出すのはさらに先。何となく待ち遠しいような怖いような気持ちですが、アロースタッドの先輩モズアスコットだって11位と気を吐いてくれましたし、種牡馬の世界は(産駒数さえ確保していれば)普通に一発逆転のチャンスが転がっていますからね。
数年後、パンサラッサがこのランキングの上位を賑わし、代表産駒の欄に自分の出資馬の名前が載っている!… と、そんな日が来ることを楽しみにしています(^^ゞ
勝手な想像ですが、パンサラッサは牝馬の良さを引き出すタイプではなく、自身の特性を強く出してきそうなタイプと見ています。おそらく牝馬の質にかかわらず配合が合えば当たりが来るのではないかと。
どんな配合が合うのか、いろいろ考えるのも楽しいですが、まずは産駒の誕生が待ち遠しいですね。
キズナはしばらく安定的に活躍馬を出しそうですね。
ただし、破壊力ならやはりキタサンブラックに分があるのか…
エピファネイアだって来年は…という感じですかね。
早くパンサラッサ産駒が見たいなぁ(^^ゞ