3/16阪神3レース 3歳未勝利(ダ1400m)で9着となったアスゴッドの関係者コメントです。
◇坂井騎手のコメント 「スタートは良かったのですが、前に入られて初めて砂を被り、精神的に厳しいレースになってしまいました。レースに対して後ろ向きだったのが少々気になるところ。いったん立て直したほうがいいのかもしれません」
◇松尾技術調教師のコメント 「今日は2着になっていた時のような前進気勢が見られなかったです。人気に応えることができず、申し訳ございませんでした」
◆クラブのコメント 「ゲートをポンと出てくれましたが、先手を奪うほどの行き脚を見せてくれず、そうこうしているうちに外から寄られて、やむなく位置取りを下げる格好に。内々で砂を被り続ける苦しい競馬も影響したのでしょうか。良いときの手応えがなく、9戦目にして初めて掲示板を外す結果となってしまいました。なお、このあとは、「上がりの状態を確認しつつ、矢作調教師と相談をして考えていく」(松尾技術調教師)予定となっています」
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日曜日のレース、直接の敗因はスタート後に7番に寄られてブレーキをかけざるを得なかったこと、位置が悪くなった結果、砂を被り続けて嫌気がさしたこと、そのふたつだと思うのですが、それより心配なのは坂井騎手の「レースに対して後ろ向きだった」というコメント、そして松尾技術調教師の「2着になっていた時のような前進気勢が見られなかった」という評価です。
考えてみれば、ゲートをきちんと出たにもかかわらず、坂井騎手があれだけ押して先行できなかったわけで(結果的に7番に寄られたのもそれが原因)、一度叩いて状態が上向くどころか、むしろやる気をなくしていたようにさえ見えました。
振り返ればこれまでのレースにおいても、直線で思ったほど伸びない場面が頻繁に見られたわけですが、もしかしたら目一杯に走りたくないとか、苦しくなると自分でレースを終えてしまうとか、そんな気難しいところがあるのかもしれません。
もしもそうだとすると、単に初めての大敗を喫した以上に事態は面倒なのかも…。
走る能力、素質的にはとっくに勝っていておかしくない馬だけに、9戦0勝という戦績には(単に追って味がないとかではなく)何らかの理由があるのかもしれず、であれば、例えば今回の敗戦で明らかになった「レースに後ろ向き」な姿勢が普通のことにならないように、一から立て直すつもりで対策を考えた方が良いのかもしれませんm(_ _)m
それが気持ちの面から来ているなら立て直しも良いかもしれません。
TVパドックでみる馬体はデビューから一貫してたいへん良く見えました。
モズアスコット産駒は芝ダート不問で弥生賞勝馬も出ているようにスプリンターからクラシック路線まで幅広くポテンシャルが高い馬も多いです。
本馬アスゴッドもきっかけがつかめれば出世するとまだまだ希望をもってますよ〜^_^
素質は未勝利戦で苦労するレベルじゃないと思うんですよね。
何となく、まだ一度も100%の走りをしていない気がしちゃいました。
成長とともに、いつも本気で走れるようになれば(^^ゞ