チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。先週末より15-15を開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「さらにショックウェーブ放射を行っており、少しずつ良化中。もう少し時間が欲しいところですが、ひとまず軽快さに欠ける動きからは脱却できました。それに伴い、先週末より終い15-15を開始しており、12日は半マイル60秒程度。調教師によれば、『復帰初戦から良い競馬をさせたいので、当面は慌てず馬優先で調整していきたい』とのことでした」
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バスラットレオンの次走報が出る中で、キングエルメスはまだショックウェーブの力を借りている状況ですから、夏の海外遠征の疲れがかなりのものだった(結果も出せませんでしたし(^^;))のは間違いないですね。
それだけに、矢作先生の『復帰初戦から良い競馬をさせたい』との気持ちもよく分かりますので、ここはグッと腰を落ち着けて、年末か年明けのレースで復帰できれば御の字と考えておくことにします。
兄弟の中では比較的常識を弁えているとは言え、ステラ仔は一度ひねくれるとあとが面倒ですからね。今の我慢が必ず将来のためになると信じて気長に待ちたいと思います。
【2022/4/16阪神11R アーリントンカップ(G3/1600m)でのキングエルメス:公式HPより】
これは、ステラリード産駒の特性を考えると全くおっしゃる通りだと思います。
重賞でも好走した兄、姉達が調子を落として全く勝負にならなくなった事例を見てきていますので、じっくりと立ち上げてほしいと思います。
はい、ステラ産駒には単純な早熟、晩成の話ではない、気持ちのややこしさがあるんですよねぇ。。
もともと能力はある馬なので、仰る通り、完全にリセットしてからの復帰が良いと思います。