坂東牧場在厩のレフィナーダ'19は舎飼による管理が続けられています。
◇荒木マネージャーのコメント 「問題なく負重をかけられる状況ですし、寝起きにも支障はなく、飼葉喰いや水飲みなどにも何ら不自由はありません。おそらくは馬自身も少しずつ楽になっているのではないでしょうか。当面は歩様のチェックを続けつつ、落ちてしまった肉付きを戻してあげたいと思います」
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荒木さんのコメントを見る限りでは、今はそれほど痛みもないようですし、日々の生活に支障がないのは何よりです。馬が辛い思いをしていない、というのはとても大事なことだと思いますので。。
その上での話ですが、寛骨臼骨折について簡単に調べてみたところ、BTC NEWS(2020年No.120)の中に、以下のような記述があるのを見つけてしまいました。
当歳~1歳馬のその他の骨折で、私がよく目にするのは骨盤骨折です。原因は外傷・横転倒等で、歩様と跛行の程度は骨折部位により様々です。通常の骨折部位は、寛結節、坐骨結節、寛骨臼、腸骨翼または腸骨体です。典型的な症状は急性の跛行であり、外的な身体的特徴は軽微または見当たらないことがあります。骨折部位を触診すると必ず触診痛があります。
(中略)治療は馬房内での保存療法で、休養期間は8~12週間、寛骨臼の骨折の場合はさらに長期間が必要です。寛骨臼が関与しない骨盤骨折の予後は良いですが、寛骨臼の関節内骨折の予後は良くありません。また、当歳馬は骨のリモデリング能力が優れていますが、1歳馬になると劣ってきます。
*「当歳~育成馬の跛行診断と治療セミナー」小林光紀氏のレポートより
私は素人なので専門的なことは分かりません。ただ、たまたま見つけたレポートをそのまま理解するとしたら、寛骨臼の骨折は『くっつけば元通りになる』といった簡単なものではなく、少なくとも12週間以上の舎飼療養が必要、予後についても通常の骨盤骨折より良くないという、結構タチの悪い骨折のようです。しかも、1歳になってからの骨折は治りにくいというオマケまでついていて、競争能力に影響が残る可能性が高そうです。
いや、これだけの情報だと不安しか残らないですが、レフィナーダ'19はそこまで重たい症状ではないのかもしれません。もちろん、療養したあと普通にデビューをめざすという事は、少なくとも重篤ではないはずですし、何しろ残240口でまだ出資を募っている馬なのですから…。
いずれにしても、『来春までは舎飼により安静にして治癒を待ち、それから運動を再開していく方向で』との獣医さん見解はあったものの、どのぐらい深刻なのかとか完治する見込みはあるのかとか、そういう大事なことを何となく想像するしかないのはツラいところです。
まあ、何がどうなろうと私が最後まで応援するのは変わらないわけですが、事がことだけにクラブにはもう少し詳しい、丁寧な説明を望みたいと思いますm(_ _)m
起きてしまった不運は仕方がないです。
ただ、同じ応援をするにしても、モヤモヤとしたままではストレスが溜まると思うんですよね(^^;)
遅くなりましたが、今年も宜しくお願いします。
馬に関するレポートで、状態面はわかりやすくなりましたが、これ私が知らないことは痛みが和らいできた位なんですよね。
検査受ける前から、日常的な事は出来てると聞いてました。
予後のことも同じレポートを検索してみたからです。仮に治癒しても競走能力低下する可能性が有るものだと思われます。
もう待つしか出来ないのですが、倶楽部は説明責任有りますよね。
私が持っている情報だと、坂東牧場でこのケースから治癒した例が有るそうです。半々みたいですが。
そういった事を事例として出してくれればの思うのですが。
遅生まれと晩成傾向の高い血統の、化骨スピードに賭けるしか無いのかと思ってます。
おはようございます。
今年もよろしくお願いします。
ピエールさんが見たのもこのレポートかな?と思いました(^^ゞ
いずれにしても、これだけ見ていると楽観的にはなれないですよね…
クラブも続行可能と判断した根拠があると思うので、それを説明してもらえればよいと思います。
あるいは、「現時点では分からなのでいついつまでは様子を見てみる」でもよいので。
寛骨臼骨折という比較的珍しいアクシデントだけに、「そこは察しろ」では厳しい気がします(^^;)