シュウジデイファーム在厩のステラリード’21は、週2~3回、おもにBTCの坂路でハロン20~23秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「調教時の走りを見ていても兄のような頭の高さは気になりませんし、極端に気性が激しいわけでもないですからね。ここまでは順調に日々のメニューをこなしてくれていると思います。現在のゲート練習については前後の扉を開けたままにして、そこを通過させる形。こちらも特に問題なく対応してくれています」
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兄に比べて「頭の高さは気にならず、極端に気性が激しいわけでもない」というのは、とても良い報告に思える反面、ステラリード産駒に共通の前向きさや仕上がりの早さ、基本的なスピード能力などについての評価がどうなのかは気になります。。いや、私は『当然そこは大丈夫』が前提での話だと思っていますし、全体的な評価はまだ先で良いのですが、レイデオロ×ステラリードは初めての組合せですし、期待が大きい馬だけに少し褒められたぐらいでは満足できない感じです(^^ゞ
そう言えば、先月(12/16)の近況時と状況が大きく変わった点として、すぐ上の半兄テラステラが万両賞を勝ち、『3世代連続2歳戦で2勝』という(結構珍しい?)記録が生まれたことが挙げられます。半姉パラスアテナを含めた4世代連続勝ち上がりだけでも相当に立派なのですが、2歳戦からきちんと結果を出せる系統というのは本当にありがたいと思います。
ただし、キングエルメスもテラステラも本馬も決して2歳戦にフォーカスした馬ではないと思っていますし、特にこれからデビューをめざす本馬については、あえて兄たち同様の夏デビューを意識する必要はないのかなと…。早めにひとつ勝つのはとても大事なことですが、もともと1勝するのが目標の馬ではないですし、3歳、4歳と息の長い活躍をするためであれば、多少時間をかけても全然文句はありませんm(_ _)m
テラステラも北海道で負けたときは気が悪いのなんのと言われてましたが、近走は上手なレースをしていますし結局は気性ではなくて身体の成長の問題でしたからね。
この仔もそんな感じかなという気がしています。
まあ、あえて何もつけずに『兄』と書いたのですから、一頭しかいない全兄のことじゃないっすかね(^^;)
それはさて置き、テラステラも育成当初は比較的落ち着いている方だと言われていましたし、本馬もそういうタイプみたいで良かったです。
ひょっとすると、ステラリード自身が歳を重ね、落ち着いた産駒を出すようになったのかもしれません(^^ゞ