シュウジデイファーム在厩のエンパイアブルー’21は、週2~3回、おもにBTCの坂路でハロン20~23秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「登坂時は前2頭、後ろ2頭ずつの集団調教。隣の馬と支え合うように走ったり、前方の馬について行く方が楽ですので後ろから行かせたり、あえて前へ行かせたりと、様々なパターンで調教しています。その時点で脚力がありそうな馬を併せ馬の外につけるケースが多く、本馬もその一頭です。もたれることなく駆けてくれていますよ」
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4頭一組の坂路集団調教では、走る位置を変えながら様々な経験を積んでいるとのことですが、「その時点で脚力がありそうな馬が外側を担当する」ことになるのは考えてみれば当然の話です。最近はそういう機会が少なくなりましたが、今後坂路調教の動画などがアップされた時には、そういった部分にも注意して見ていこうと思います。
調教ペース自体はまだ20秒を切っていませんのでまだまだ序の口、本格的に乗り込みが進み、走る能力が具体的に見えてくるのは少なくとも1~2ヶ月先の話になりそうです。併せ馬外側担当を拝命したのは嬉しい話ですが、今のところ「(現時点で)脚力がありそうな馬」程度の感触ですし、15-15近くまで進んだ時の評価を待ちたいと思います。
ただ、ここまで順調に調教が積めていて、心身に弱いところが出ていないのは(エンパイアブルーの仔だけに)とても良い傾向だと思います。デビュー時期が近くなれば、本馬も否応なく矢作厩舎の厳しい(厩舎内)競争に晒されるわけですから、その時に備えてしっかり基礎を勉強し、体力強化を図って欲しいと思います。
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