セイリングホーム’21
未知の魅力豊かなフレッシュ配合、偉大な血脈が順風満帆に進む。
◇牡1歳 栗毛 2021.05.06生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:シュヴァルグラン 母:セイリングホーム (母の父:Shamardal)
◇栗東・高柳大輔厩舎予定
◇販売総額 2,000万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT型
◇Point!:母はゴドルフィンの生産馬。募集本馬も一見すると胴伸びがあってスタミナ色の強い体型に映るが、Machiavellianのクロスがスパイスとなったのか、放牧地での動きには重苦しさが一切なく、血統からはイメージができないスピーディな走りを披露。現時点ではやや小柄な体つきも纏まりがあり、当歳時の好印象や各所の肉付きの良さなどから今後の成長が楽しみでならない。ヴェルメイユ賞を制した曾祖母の血が日本の地でどこまで大きく開花するのか。未知の魅力がたっぷりと詰まったフレッシュな配合にも注目だ。
◇最新近況(2022/5/30):北海道・様似の様似木村牧場在厩。現在は、日に16時間ほどの夜間放牧にて管理されています。馬体重340kg、体高148cm、胸囲164cm、管囲19.0cm(5月中旬測定)
「どんどん成長している印象があり、がっちりとしたボリューミーな馬体。5月生まれも関係なさそうですよね。放牧地では自分から激しく主張するタイプでもなければ、他馬から軽く見られるような存在でもなく、ちょうど中立的な立場を取っており、パーフェクトラヴ' 21と仲が良く、いつも2頭でじゃれ合っています。スタミナもありそうです」(木村担当)
【様似木村牧場在厩のセイリングホーム’21:公式HP(2022/5/27更新)より】
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ステラリード’21と並んで血統構成で目を引くのがセイリングホーム’21です。詳しい解説は竹内さんの血統診断にお任せしますが、Mumtaz Mahalをベースにハルーワスウィート×ShamardalでGlorious Song-Balladeを強調するという、確かに某大魔神系馬主さんが大好きそうな『名門牝系を詰め込んだ配合』になっていると思います。
一方、馬体を見ると腹回りがしっかりした牡馬らしい体型でバランスもなかなか。5月生まれなので成長途上は仕方がないと考えるならば、個人的には好きなタイプの馬なんですよね。初仔で新種牡馬の産駒は未知数だらけとは言え、その分、何が起こるか分からない楽しさがあるとも言えますので。(楽しいだけでもダメですけれど(^^;))
ちなみに最新近況によれば、本馬は「パーフェクトラヴ' 21と仲が良く、いつも2頭でじゃれ合っている」のだそうです。私がダークホース候補に挙げたことと2頭が仲良しなのは何の関係もないですが、目新しさを求めるなら、多少のリスクは覚悟の上で、若い繁殖牝馬の新種牡馬産駒を選んで応援するのもアリじゃないかと思います。
私の場合はそうですねぇ、やはり、どうせなら元出資馬の産駒を応援したいですから、現時点でどちらかを選べと言われたらパーフェクトラヴ’21…になるんじゃないかと思います。(あまり自信はないですけれど(^^ゞ)
なるほど。
血統的にはかなり面白いので、ステラリード’21、ミスペンバリー’21の受け皿に…というのも、ありそうな話です。
うーむ。。果たしてどのぐらい売れるのか、悩ましいところです(^^;)
もう少し成長を確認したいので基本は様子見なのですが、2000口であること、ステラリード'21とミスペンバリー'21の2頭が高額により敬遠された場合の受け皿として急速に売れることも想定されるので、緊急発進の準備もしておきたいと思います。
竹内さん渾身の配合かもしれませんので、話が聞けたら面白かったですね。
確かに一発の魅力があると思いますし、悩ましいところです(^^ゞ
そう言えば、竹内さんはダービーの日に競馬場にいましたが、忙しそうでしたし、こちらもいろいろと立て込んでいて話を聞きそびれました。