【天皇賞・秋】ドウデュースが大外一気の差し切りV!現役最強の座譲らず4年連続G1制覇:サンスポZBAT!
第170回天皇賞・秋(3歳以上オープン、G1、芝2000m)は、武豊騎手の2番人気ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が後方2番手追走から直線で大外一気の差し切りV。現役最強の座を譲らず、グレード制が導入された1984年以降で7頭目の4年連続JRA・G1制覇を果たした。武豊騎手は2017年キタサンブラック以来7年ぶりVで、歴代最多タイの同レース7勝目。タイムは1分57秒3(良)。
1馬身1/4差の2着にはタスティエーラ(9番人気)、さらに半馬差遅れた3着にホウオウビスケッツ(8番人気)が入り、1番人気のリバティアイランドは好位追走も直線で馬群に沈み13着に敗れた。
ドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。通算成績は15戦7勝(うち海外3戦0勝)。重賞は21年朝日杯FS(G1)、22年日本ダービー(G1)、23年京都記念(G2)、有馬記念(G1)に次いで5勝目。友道康夫調教師は天皇賞・秋初勝利、武豊騎手は89年スーパークリーク、97年エアグルーヴ、99年スペシャルウィーク、07年メイショウサムソン、08年ウオッカ、17年キタサンブラックに次いで7勝目。
-----
1000m通過が59.9秒と、明らかに遅いペースの中で、武豊騎手が選んだポジションは後方2番手。
テレビのインタビューでは、最初から腹を括ってこのスタイルで行くと決めていたことが語られていましたが、それを実際に平気な顔画でやれてしまうのがレジェンドのレジェンドたる所以で、普通はあんなこと怖くてできない気がします(^^;)
そして、4角を回った時の手応え、直線で追い出されてからの爆発力は、イクイノックスに勝ったダービーを超える最高のパフォーマンス! 逃げたホウオウビスケッツが3着に残り、3番手先行のタスティエーラが2着に来る流れを、一頭だけ次元の違う32.5秒の脚で一閃したのですから、これはもう文句なしの勝利だったと思います。
その一方で、1番人気に推されたリバティアイランドは13着に大敗。。
レースを流れを考えれば、3~4番手の外は絶好の位置だったと思いますし、4角を回った時には『これは完勝するのでは?』と思わせる雰囲気だっただけに、ここまで負けてしまったのは少し心配です。
ちなみに昨年のドバイミーティングに参戦していたのはドウデュースも同様で、違いと言えばドウデュースはその後宝塚記念を使っていること。ドバイからの直行組はリバティアイランド(13着)、ダノンベルーガ(14着)の2頭ですから、すごく単純に考えれば、海外帰り長期休み明けの難しさが出たのかもしれません。(休みが長くて馬がトボけていたとか…)
いずれにしても、ドウデュースの強さはお見事でした。ダービー馬のタスティエーラが2着に入る意地を見せたのも良かったですし、やはり天皇賞は難しいレースであると同時にすごく特別な雰囲気があります。パンサラッサがあと一歩届かなかった舞台でもありますし、いつの日か、自分の出資馬で勝ってみたいレースのひとつです(^^ゞ
**2024/10/27東京11R 天皇賞・秋(G1/000m)・良**
天皇賞(秋)【2024年10月27日東京11R】:競馬ラボ
それにしても負けすぎですのでこの後どうなるのかわかりません。
わがオープン馬3頭が先週からみんな二桁着順の惨敗。キングエルメスもそうですが、オープンというのは厳しいですね。ここまで頑張ってきたからこそオープン馬になっているわけなんですが、惨めな結果には心が折れます。
しかしドウデュース強いですね。武豊さんもスゴいです!
タスティエーラが来ていたんですね。ビックリです♪
本当に難しいですねぇ…
強い時の姿を知っているので、今日の負け方はまさかな感じです。
それにしても今日のドウデュースは強かった。。
馬は自分のスタイルがハマった時に最高の力を出す、ジョッキーがそれを信じて導いた結果の完勝劇。
簡単にできることじゃない気もします。