チャンピオンヒルズ在厩のカイザーノヴァは、おもにウッドチップ坂路でハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。6日朝より15-15を開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「前回は放牧を挟んでの一走だったこともあり、ダメージは少なかった様子。問題なく立ち上げることができています。こちらでは坂路を下るメニューも取り入れているのですが、その際に馬自身のバランスでステップを踏ませるように気を付けており、これが少しでもフォームの改善につながってくれればと考えます。『2月14日(日)東京11R 共同通信杯(G3・芝1800m)あたりも視野に入れながら』(調教師)進めていきましょう」
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G1で頑張ったあともダメージが少なく、立上げに苦労もなかったとのことで、様々なメニューも取り入れたトレーニングが早めに始められたのは朗報ですね。これなら、今回の放牧はカイザーノヴァにとって、もう一段のレベルアップの機会になってくれそうです。
ところで、カイザーノヴァが復帰戦(2021年初戦)に予定している共同通信杯(2/14東京・G3・芝1800m)には、葉牡丹賞を勝ったノースブリッジも出走を予定しているようです。
ノースブリッジは9月の新馬戦で武豊騎手を背に逃げ切り勝ち。この時はシーザリオ×モーリスの注目馬、ルペルカーリア(4着)などを退けての勝利でしたが、スローの逃げがハマったようにも見えていて、それほどスゴイとは思っていなかったんですよね。
ところが12/5中山の葉牡丹賞に出てきたときにはプラス12の480kgと成長しており、同じ逃げの手から直線でさらに加速、2着ジャンカルドに4馬身の差をつける非常に力強い勝ち方でした。逃げて勝つ馬は一戦ごとにマークもきつくなりますし、連勝を伸ばすのはそれほど容易ではないですが、葉牡丹賞のパフォーマンスを見る限りでは、さらに奥があってもおかしくない素質を感じます。
共同通信杯がどんな顔触れになるかはまだ分かりませんが、ノースブリッジのような馬が出るだけでも『簡単なレースにはならない』ことだけは確かなようで…。
ちなみにノースブリッジはカイザーノヴァと同じモーリス産駒。直接対決で退けることができれば、おそらく『引き続き代表産駒の座に居座る』というオマケが付いてきますから、何とか府中の直線で豪脚一閃、強いライバルを差し切って欲しいと思います。(妄想早すぎかな(^^ゞ)
【2020/12/20阪神11R 朝日杯FS(G1)でのカイザーノヴァ:公式HPより】
ZBAT!競馬 『【3歳次走報】オーソクレースはダービーが最大目標』
★ホープフルS2着オーソクレース(美・久保田、牡)は、近日中に福島・ノーザンファーム天栄へ放牧に出される。次走は未定だが「ダービーが最大目標。そこでベストにもっていくローテになると思う」と久保田師は話しており、皐月賞(4月18日、中山、G1、芝2000m)直行の可能性もある。
★葉牡丹賞1着ノースブリッジ(美・奥村武、牡)は、共同通信杯(2月14日、東京、G3、芝1800m)へ。同レースには、朝日杯FS8着カイザーノヴァ(栗・矢作、牡)も参戦予定。
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