カイザーノヴァは、4月3日中山10R 両国特別(2勝クラス・芝1600m)に内田博幸騎手で出走します。3/30の馬体重は474kgです。
◇鈴木慎調教師のコメント 「前走はテンションこそ落ち着いていたものの、走り自体は上滑りしてしまい、道中で脚を溜めることができませんでした。競馬でのダメージがほとんど見られないことからも、力を出し切っていないように感じます。今朝(31日)は美浦に来ていた坂井瑠星騎手に軽く乗ってもらい感触を窺ってもらったところ、『疲れは感じないが、走りは良かった頃に比べると体が使えていない印象。首の高さは別として、2~3歳の時よりも背中の使い方や後肢の踏み込みにもうひとつ力強さが感じられない』とのこと。今後は強めの調教だけではなく、ゆったりとした調整の中で全身を使って走るトレーニングをしていきたいと考えています。この中間は運動とプールのみ。レース中の擦り傷があった程度で馬は元気にしてくれていますので、連闘策を試みます」
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カイザーノヴァの出走が確定しました。
先週に続いての連闘になるので、当然ながら中間は軽めのみ。先週のレースでは単に頭が高いという以上にフォームがバラバラな印象を受けましたので、どこまで変わってくれるか心配ではありますが、とにかく少しでも前進を見せて欲しいです。
ただ、今回も前走同様の内容だと、このまま出走を続けていても先が見えない…という判断になるかもしれません。調教に跨ってくれた坂井騎手も心配しているように、走りそのものが崩れてしまっているようだと、レースを使い続けても馬がツラいだけになってしまいますので。。その場合は少し時間が掛かっても仕方がないと覚悟をした上で、何かを大きく変える必要が出てくるのではないでしょうか。
今現在、本馬の半姉パラスアテナは『障害転向を前提としない障害練習』に取り組んで、今まで使っていなかった筋肉の強化に加え、気持ちの前向きさを取り戻すチャレンジを行っていますが、カイザーノヴァにもそういうレベルの刺激を与えた方が良いのかもしれません… みたいな話は、今度のレースが終わってから考えるべきでしたね(^^ゞ
転厩初戦だった先週のレース内容が『あまりにも…』だったので、つい弱気になってしまいました。
どういう結果になるか、やってみなければ分からないのが競馬ですから、まずは連闘による変わり身に期待をしつつ応援します。その上で、次につながるキッカケがつかめるようならありがたいです。
**2022/4/3中山10R 両国特別(2勝C/芝1600m)出走馬**
今日は桜花賞の追いきりで美浦に来ていた坂井瑠星騎手にカイザーノヴァの調教をお願いし感触を見てもらいました。良かった頃と比べるとまだ課題は多いですが色々な意見を取り入れて改善していければと思います🐎#坂井瑠星#やっぱりイケメン pic.twitter.com/FVr7kYnFLe
— 鈴木慎太郎厩舎 (@s_suzukistable) March 31, 2022
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