阪神5R 3歳未勝利(芝2000m)で14着となったゴッドシエルの関係者コメントです。
◇坂井騎手のコメント 「気持ちもそうですが、ハミを噛んで一生懸命に走りすぎますので、終いに脚が残りませんでした。ワンターンの1400~1600mくらいの方が競馬自体はしやすいのかもしれません」
◇松永幹調教師のコメント 「とにかく気持ちの面で変わってこないことには、本馬の良いところを出せない状況です。走ることに対して真面目すぎる点が少しでも良くなれば、内容や結果も変わってくると思います」
◆クラブのコメント 「テンから抑えが利かず、頭を振って折り合いを欠く格好に。力んで回ってきた分、3~4角でゴーサインを出されてもお釣りがなく、最後は伸びあぐねる形となってしまいました。なお、このあとは馬のテンションや飼葉喰いなどとも相談をしながら。持てるパフォーマンスを発揮するための方策として、去勢を行うことも検討していきたいと思います」
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坂井騎手は「ワンターンの1400~1600mくらいの方が競馬自体はしやすいのかも」と仰っていますが、初めて乗ってあの競馬では、そういうコメントになるのも致し方なしでしょう。ゴッドシエルの本来の持ち味は、多分、1400やマイルの競馬では出ないと思うのですが、本当に気性難というのは厄介なものです。
ちなみに、今まで去勢は全く頭に浮かばなかったのですが、今日の内容を見てしまうと、ひとつの選択肢として検討する価値はあるような気もします。もちろん、やらずに済むならそれに越したことはないですし、去勢が万能でないのも承知をしていますが、厩舎として他に方策がないのであれば…。
すでに馬体は440kg以下に減っているわけですし、このあとは放牧して立て直しの可能性が高いでしょう。だとすれば、いっそ早めに去勢をしてしまった方が…。最近は去勢後の復帰ハードルも低くなっていますし、これまでと同じパターンを繰り返すよりは良いかもしれません。
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