チャンピオンヒルズ在厩のマーテルは、おもにフェルトダート周回コースでハロン20~22秒ペースのキャンター2000~3000m、ウッドチップ坂路コースでハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。今週より終い1F15秒程度を開始しています。
◇畠山厩舎長のコメント 「進めていく中でもむしろ飼葉喰いは良くなっており、馬体重も489kgまでアップ。それに落ち着きも維持できていますので、ここからは週2回少しペースを上げて(16-15、15-14程度)乗り込んでいきたいです。本馬の骨格を考えれば、牧場では500kg近くあってもイイくらい。周回コースで併せ馬を行うなどして、メリハリのある体つきにしていきたいと考えます」
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ここにきて順調に調教が積めており、その中で馬体が489kgまで増えてきたのは非常に嬉しい変化です。気持ちが落ち着いていることで単に飼い葉が進むだけでなく、食べたものが身になる流れになっているのでしょう。この分なら、外厩での調整に関しては、多少ペースが上がっても全く問題なさそうです。
依然としてトレセンや競馬場でのテンションコントロールという大きな課題は残っていますが、前走後に幸四郎先生が仰っていた、「帰厩から10日で競馬に臨んでみる」作戦を採用するなどして、何とか普通の状態を保ったままレースをしてもらえれば、大きな前進があっても不思議はないでしょう。
気性面の課題は簡単に解決しないのが普通なので、楽観できる状況でないのは当然としても、ここ三週間の近況からは、少しずつ明るい光が見えてきたように感じます。
【チャンピオンヒルズ在厩のマーテル:公式HP(2021/2/5更新分)より】
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