告白第二弾はクエストフォーワンダー’20です。正直、どちらかと言うと、レトロよりこちらの方に『売れ行きの勢いに押された感』があるのは確かですが、思い返すと全容公開後に一番評価が高まったのはこの馬でありまして、もちろん、結果として良い出資ができたと満足しています(^^)
クエストフォーワンダー' 20
◇牡1歳 鹿毛 2020.04.24生 新冠産(パカパカファーム)
◇父:サトノアラジン 母:クエストフォーワンダー (母の父:マクフィ)
◇美浦・中舘英二厩舎
◇募集総額 1,500万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT型
◇Point!:バランスに優れた惚れ惚れする馬体は、当歳時から高い評価を得ていた父を連想させるもの。放牧地で見せる動きの良さや前向きな性格、負けん気の強さは母譲りと思われ、父母それぞれの長所が抽出されたことによって一層のポテンシャルの高さを窺わせており、母には2年連続で同父を種付けしたほどの手応え。4月生まれの分、サイズ面ではこれからだが、元来の骨量や体高などには恵まれている為、ミドルサイズ以上に育ってくれそうだ。芝のマイルから中距離あたりで存分にスピードを活かしたい。
◇最新近況(2021/7/13):北海道・日高町のパカパカファーム厚賀分場在厩。離乳後から休むことなく、順調に昼夜放牧が続けられています。馬体重445kg、体高155cm、胸囲186cm、管囲20.7cm(7/15測定)
「冬期も馬服を着せずに放牧に出していましたので、一時は冬毛が凄かったですが、それもすっかり抜け落ち、今では光り輝く馬体に変身しました。牡馬ゆえに春頃からは、『放牧地の中で誰が一番強いか』が飽きずに繰り広げられており、喧嘩相手ともども生傷が絶えないものの、競争心はお墨付きの一頭です。流星のあるイケメンの顔には小さな傷がちらほら。体調を窺わなくとも、その顔が元気の良さを物語っています。『あまり羽目を外さないように』といつもスタッフたちに気に掛けてもらっています」(山田担当)
本馬については事前の思い込みと言いますか、全容公開前から狙っていた的な事情は全くありませんでした。姉クエストフォーラヴ、兄ウインダミアにも出資をしていませんし、パカパカファーム生産馬には、その筋のご縁みたいな意識もありませんでしたので。。ところが、全容公開後に見た写真、動画の印象がすごく良くて…。
『とっても気になる2022年2歳募集馬 -その5・6・7-』の中では、『(姉、兄に比べて)立ち写真のバランスなどは、今までで一番デキが良いかも…』とやや控えめに表現していますが、正直、姉や兄の時には抑えられた私の出資意欲が、今回は我慢が利かないレベルに刺激されていたのです(^^ゞ 結果的に「事情が許せば上位候補として扱いたい」どころか、募集開始当日に出資をすることになったわけで、それほど私には魅力的だったということでしょう。
その意味では、改めて写真を見直しても、頭の大きさ、首から先が重すぎず軽すぎずに見えるところ、四肢の長さを含めた全体のバランスがすごく私の好みですし、追加で提供された測尺情報からは、充分以上の馬格で競馬をしてくれそうな手応えもつかめています。気性面に課題があるのでは?という点は心配ですが、「マイルから中距離でのスピード勝負」をめざすなら、ある程度以上の前向きさは必要条件とも言えますからね。
また、兄姉の募集時にも思っていたのですが、血統的には、母父マクフィはクエストフォーワンダー産駒のセールスポイントになっていますよね。本馬は(竹内さんの血統診断によれば)ディープインパクト系サトノアラジンとの配合で、Alzao≒ダンシングブレーヴ≒Green Desertが成立し、血統レベルが上がっているとのことですが、そもそもマクフィ自身が種牡馬としてかなりの能力を示しているのが心強いです。
そんなこんなで、本馬については予定よりだいぶ早いタイミングでの出資になりました。関東在住者としては美浦の馬にもっと頑張ってもらいたいですし、エタンダールの転厩でお世話になった中舘先生に貢献したい気持ちもありますので、この世代のダークホース以上の活躍を期待したいと思います!
この仔は、ラインナップ時は検討の対象にもなってなかったんですが、Azさんも書かれてるようにデキの良さと、マクフィが種牡馬より母父としての方が力を発揮しそうと思い、何階級も特進して出資候補となり、売れ行きに押されて急遽出資しました。
デキもこのレベルになると、様子見を許してもらえなくなりましたねぇ^^;
そして、こちらでも、よろしくお願いしますm(_ _)m
すごくデキが良く見えたので、ダークホース的人気になるかな?とは思っていたのですが…
フタを開けてみたら、全然人気じゃないっすかぁ!!!みたいな(^^;)
それぞれ個性がありますが、この仔は一番馬格も良く、歩きもしなやかなように思います。
コマンドブルックスは厩舎にお世話になる前に引退となってしまいましたが、中舘先生と今度こそ勝利をつかみ取ってほしいです。
クエストフォーワンダーはそういう雰囲気がある繁殖ですよね。
そして、コマンドブルックスは中舘先生に直接お世話になれませんでした…(^^;)
そろそろ中舘厩舎にも順番が回ってくるのではないでしょうか(^^)