シュウジデイファーム在厩のカイザーノヴァは、おもにBTCの坂路で普通キャンター2本を消化。週2回の速めをコンスタントに乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「今週は3頭併せで後ろから前を追いかける形。ラストは真ん中に入り39秒を少し切るくらいで先着しました。厩舎陣営によれば、『11月14日阪神11R デイリー杯2歳S(G2・芝1600m)に向けて、今週末か来週には栗東トレセンへ』とのこと。問題なく送り出せると思います」
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個人的には北海道から栗東への移動を心配していたのですが、どうやら陣営は今までの様子から『輸送に関しては心配ない』と判断されているようですね。11/14の復帰初戦に向けて今週末移動なら3週間、来週末なら2週間でレース出走まで持っていける自信があるということのようです。
その上で今週の速めは3頭併せ、ラスト3Fで39秒を切る時計が出たとのこと。クローバー賞が終わったあとも、BTCの調教ではなかなか40秒を切らない本馬でしたが、ひょっとすると調教でも時計が楽に出るぐらい心身に成長が見られるのかもしれません。
ちなみにラスト3F39秒を切るということは、デビュー戦前の最終追い切り(坂井瑠星騎手、函館芝コースで39.1秒)より速く、クローバー賞の最終追い切り(助手、札幌芝コースで38.0秒)より少し遅いぐらいの時計です。こういう追い切りレベルの3頭併せがしっかりこなせるのが、矢作先生が信頼するシュウジデイファームさんの売りなんでしょうね。
とにかくですね、石川代表の「問題なく送り出せる」との言葉にも自信を感じますし、半姉パラスアテナが秋華賞で見せたパフォーマンスもこの系統の成長力を示す素晴らしい内容でした。次はG2戦で相手強化は明らかですが、こちらだって以前より強くなっているかもしれず…。これは期待できるんじゃないですかねぇ(^^)
【木村秀則牧場在厩時のカイザーノヴァ:公式HP(2019/7/5更新分)より】
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