栗東トレセン在厩のマジックブルーは、12日朝、坂路を併せ馬で追い切られています。
- 23.10.12 助 手 栗東坂良 1回 54.9-40.1-26.2-13.3 一杯に追う
- 23.10.09 助 手 栗東坂重 1回 57.3-42.3-27.2-13.2 末強め追う
◇宮内助手のコメント 「先週は終いでフォームにまとまりを欠きましたので控えましたが、今週はしっかりと追い、最後まで走れていました。ただ、現状ではシュッと速い脚を繰り出せない感じでしょうか。まだ体がパンとしておらず、動ききれないようなところもありますし、獣医師は『いい心臓をしている』と言ってくれているようにエンジンは良さそうですからね。普段からコントロールに難しいところはあるものの、これからもっと良くなってくる馬であることは確かだと思います。来週の動きも見て、10月21日東京4R 2歳新馬(ダ1600m)あたりに投票していくかどうかを決めていく予定です。飼葉喰いに問題はありません」
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先週の追い切りは「終いでフォームにまとまりを欠いた」ため、最後まで追わずに流す形になってしまいましたので、実質今週が初めての本格追いと言って良いでしょう。それを考えれば、大きく前進したと捉えることもできますが、正直、一杯に追って54.9-40.1-26.2-13.3秒では、あまり大きな顔はできません。デビューに向けて…ということで言えば、このひと追いでどこまで変わってくるか?といったところではないでしょうか。
宮内助手はマジックブルーがまだ完成前であること、(獣医師の所見も含めて)これからの馬であることを強調してくれていますし、来週の動きを見てからデビューさせるかどうかを決めるとの判断は理に適っていると思います。
どの馬も最初からバンバン動いてくれたら苦労はないワケで、特に晩成傾向が強い母系の本馬のようなタイプは、やはり少し長い目で見てあげることも大切なのだと思います。(矢作厩舎は厳しいので少し心配ですけれど(^^;))
【栗東トレセン在厩のマジックブルー:公式HP(2023/10/6更新)より】
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