1) 骨董市では、そば猪口を始め、ご飯茶碗、各種の豆皿、なます皿、角皿、小鉢などの、古伊万里の
染付け磁器等が、比較的安価に、購入出来る、候補に成ります。
勿論、明治以降の「印判手」と呼ばれる物が、値頃感があり、購入しても、損は無いでしょう。
注: 豆皿は、径が10cm前後の皿で、丸型以外に、菱型、丸山型、糸巻型、銀杏型、繭(まゆ)
型、松型、三つ葉型、扇型、半開扇型など、絵柄の面白さと共に、形の面白さも有ります。
2) 骨董市では、値切る事が、頻繁に行われています。
一般人が、値段を下げる様に、交渉する事は、ほとんど無くなりましたが、骨董市では、値引き
交渉は、普通に行われています。
① 交渉したからと言って、必ずしも、値引きに応じないかも、知れませんが、一般に一割程度の
値引きは、してもらえるそうです。
元々値引く事を前提に、値段をつけているとも、言われています。
② 二割の値引きならば、得をした気持ちに成れます。
値引きに応じて、もらえなくても、欲しいと思った作品は、出来るだけ購入した方が、後々悔いが
残りません。
③ 3割4割も、値引きする場合は、用心する必要がありそうです。何らかの欠点などが、隠されて
いる可能性が、あるからです。
④ 傷や、にゅう(割れ)が有る作品は、相場の1/2~1/3の値段に、成るそうです。
3) 骨董市で購入した、焼き物は、良く洗う事です。
大体の物は、熱湯に潜(くぐ)らせれば、良いでしょう。但し、直しがされていると、思われる物は、
避けた方が良いでしょう。磁器の場合の「シミ」を取りたい場合には、漂白剤で取る事が、出来ますが
陶器の場合は、漂白剤は避けた方が、良いでしょう。
尚、金彩や上絵付けされた物は、軽く洗う程度にし、強く擦らないで下さい。
4) 汁物を入れる器では、実際に液体(水)を入れて、漏らない事を、確認します。
細かい割れでも、じわじわと、漏れ出て来ますので、ある程度そのままの、状態で観察します。
同じ様に、小花瓶なども、注意が必要です。
少しの水漏れならば、水漏れ防止剤(食器用、その他用)を、器の中に入れ、5分ほどしたら、
中の液体を、こぼし、一晩放置すれば、水漏れ防止が、出来ます。その他、水漏れ防止には、
昔からの方法(重湯を入れる)も、有りますので、何らかの処置は可能です。
5) 購入した骨董品は、実際に使用する場合と、インテリアとして、飾て見る場合が有ります。
食器などの器は、実際に使ってみて下さい。使う事により、その物がより良く成る場合と、良く
見えない場合が、有ります。その原因を、追究し、次回の為の勉強としたいです。
尚、お皿など、絵柄に方向性の有る物は、意外に使い難い事が、有ります。
6) 一つの作品は、色々な事柄を、我々に語り掛けてくれます。
生まれた年代、制作場所、絵柄、形、職人の技、古(いにしえ)の生活など、想像するだけでも、
楽しくなるでしょう。 その語り掛けてくれる言葉も、経験を積めば、積む程、多く語ってくれる
はずです。物言わぬ骨董と、会話が出来る事も、骨董品の魅力です。
以上にて、「骨董の話し」を、終わりにします。
又機会がありましたら、「続、骨董の話し」をしたいと、思っております。
次回からは、別のテーマで、話す予定です。
骨董の楽しみ方
染付け磁器等が、比較的安価に、購入出来る、候補に成ります。
勿論、明治以降の「印判手」と呼ばれる物が、値頃感があり、購入しても、損は無いでしょう。
注: 豆皿は、径が10cm前後の皿で、丸型以外に、菱型、丸山型、糸巻型、銀杏型、繭(まゆ)
型、松型、三つ葉型、扇型、半開扇型など、絵柄の面白さと共に、形の面白さも有ります。
2) 骨董市では、値切る事が、頻繁に行われています。
一般人が、値段を下げる様に、交渉する事は、ほとんど無くなりましたが、骨董市では、値引き
交渉は、普通に行われています。
① 交渉したからと言って、必ずしも、値引きに応じないかも、知れませんが、一般に一割程度の
値引きは、してもらえるそうです。
元々値引く事を前提に、値段をつけているとも、言われています。
② 二割の値引きならば、得をした気持ちに成れます。
値引きに応じて、もらえなくても、欲しいと思った作品は、出来るだけ購入した方が、後々悔いが
残りません。
③ 3割4割も、値引きする場合は、用心する必要がありそうです。何らかの欠点などが、隠されて
いる可能性が、あるからです。
④ 傷や、にゅう(割れ)が有る作品は、相場の1/2~1/3の値段に、成るそうです。
3) 骨董市で購入した、焼き物は、良く洗う事です。
大体の物は、熱湯に潜(くぐ)らせれば、良いでしょう。但し、直しがされていると、思われる物は、
避けた方が良いでしょう。磁器の場合の「シミ」を取りたい場合には、漂白剤で取る事が、出来ますが
陶器の場合は、漂白剤は避けた方が、良いでしょう。
尚、金彩や上絵付けされた物は、軽く洗う程度にし、強く擦らないで下さい。
4) 汁物を入れる器では、実際に液体(水)を入れて、漏らない事を、確認します。
細かい割れでも、じわじわと、漏れ出て来ますので、ある程度そのままの、状態で観察します。
同じ様に、小花瓶なども、注意が必要です。
少しの水漏れならば、水漏れ防止剤(食器用、その他用)を、器の中に入れ、5分ほどしたら、
中の液体を、こぼし、一晩放置すれば、水漏れ防止が、出来ます。その他、水漏れ防止には、
昔からの方法(重湯を入れる)も、有りますので、何らかの処置は可能です。
5) 購入した骨董品は、実際に使用する場合と、インテリアとして、飾て見る場合が有ります。
食器などの器は、実際に使ってみて下さい。使う事により、その物がより良く成る場合と、良く
見えない場合が、有ります。その原因を、追究し、次回の為の勉強としたいです。
尚、お皿など、絵柄に方向性の有る物は、意外に使い難い事が、有ります。
6) 一つの作品は、色々な事柄を、我々に語り掛けてくれます。
生まれた年代、制作場所、絵柄、形、職人の技、古(いにしえ)の生活など、想像するだけでも、
楽しくなるでしょう。 その語り掛けてくれる言葉も、経験を積めば、積む程、多く語ってくれる
はずです。物言わぬ骨董と、会話が出来る事も、骨董品の魅力です。
以上にて、「骨董の話し」を、終わりにします。
又機会がありましたら、「続、骨董の話し」をしたいと、思っております。
次回からは、別のテーマで、話す予定です。
骨董の楽しみ方
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