「まり様」より以下のご質問をお受けしましたので、当方なりの見解を記します。
100Vの電気窯で金彩を行いたいのですが、90度を超えると自動ロックがかかり、
ロック解除をして開けることは可能ですが、その場合一旦温度上昇はストップされると
思っているのですが、開けても温度は上昇するのでしょうか?
明窓窯より
扉に自動ロックが掛かるのは、扉を開けると火傷等の事故が起こる事を防ぐ目的が
あると思われます。
それ故 ロックが掛かった場合、基本的には扉は開けない事です。
扉を開けた場合、温度上昇が起こるかどうかは、電気窯の仕様により異なると思われます。
但し、多くの場合、扉を開けると通電が持続しいても、窯の冷める方が早く、温度が上昇する
事はないと思われます。
若しも扉を開ける必要が出来た場合には、電源を切って窯の温度を冷却してから行うべきです。
通電中に電熱線に触れると、感電の恐れがあります。
尚、窯の温度が低い場合には、途中で電源を落としても、損失電力量は少なくて済むはずです。
少しの電力量を惜しんで、危険な行為は避けるべきです。
大切な事は、一度点火(スイッチON)したら炊き上がるまで、窯詰めした作品には
触れない様にする事です。
その為には、窯詰め後の点検(確認)を欠かさないで下さい。
くれぐれも、危険な行為は行わない事が大切です。
以上、参考にしてして下さい。