初心者が電動ロクロで良く起こる代表的なトラブルは、以下の事です。
イ)土に空気が入っている、ロ)高さが狂う、ハ)作品が振らつく、ニ)撚れが出る。
ではその原因と対策を述べます。
イ) 土に空気が入っている。
土に空気が入っていると、手に当たるので、直ぐに解かります。
作り難いのは勿論、高さの狂い、撚れの原因にもなります。
原因: 土練り(特に菊練り)が不十分の為です。
対策: 特に土を砲弾型に仕上げる際、空気が入り易いので、慎重に仕上げます。
① 空気が入っている部分を見つけます。回転していると解かり易いのですが、
小さな気泡は、ロクロを止めると、見つからなく事も多いです。
② 見つけた空気は、針で外側又は内側から、2~3箇所、深く刺します。
③ その場所を指で撫ぜ、凹めば、空気が逃げた事になります。
尚 空気が多数個入った場合、最初から練り直す方が、速い場合もあります。
ロ) 高さが狂う
原因: ① 土の中心を掘り進む際、中心が「ずれ」周囲の土の厚みに差がある為
肉の厚い所が、高くなります。
② 土に空気が入っている、又は、土の固さに「むら」がある為。
空気のある所や、土が固い部分は、土が上に伸びません。
③ 土が振らついている状態で、土を延ばした為。
外に振れた部分は、低くなります。
対策: ① 土の中心を掘り進む手が、回転に負けないように、位置を固定
する。(肘を体の一部に着ける。片手を添える。)
又、水切れしない様にし、手が十分滑る様にする。
② 空気も土の固さの「むら」も、土練りが不十分ですので、十分菊練りを行う。
・ 特に二種類の土を混ぜて使う場合、両方の土の硬さを、揃えてから
練ってください。
・ 一度失敗した土を、再度練り直す場合、土の固さに「むら」が出来や易いです。
③ 土が振れたと感じたら、速めに外側を抱え込み、振れを止めます。
④ 一度狂った高さは、弓又は針で上部を切り取り、高さを揃えます。
・ 別の方法は、三本の指で、口縁を押さえ、高さを揃えます。すると、
高い部分の土が横に、広がります。その拡がった部分を、針で切り取ります。
イ)土に空気が入っている、ロ)高さが狂う、ハ)作品が振らつく、ニ)撚れが出る。
ではその原因と対策を述べます。
イ) 土に空気が入っている。
土に空気が入っていると、手に当たるので、直ぐに解かります。
作り難いのは勿論、高さの狂い、撚れの原因にもなります。
原因: 土練り(特に菊練り)が不十分の為です。
対策: 特に土を砲弾型に仕上げる際、空気が入り易いので、慎重に仕上げます。
① 空気が入っている部分を見つけます。回転していると解かり易いのですが、
小さな気泡は、ロクロを止めると、見つからなく事も多いです。
② 見つけた空気は、針で外側又は内側から、2~3箇所、深く刺します。
③ その場所を指で撫ぜ、凹めば、空気が逃げた事になります。
尚 空気が多数個入った場合、最初から練り直す方が、速い場合もあります。
ロ) 高さが狂う
原因: ① 土の中心を掘り進む際、中心が「ずれ」周囲の土の厚みに差がある為
肉の厚い所が、高くなります。
② 土に空気が入っている、又は、土の固さに「むら」がある為。
空気のある所や、土が固い部分は、土が上に伸びません。
③ 土が振らついている状態で、土を延ばした為。
外に振れた部分は、低くなります。
対策: ① 土の中心を掘り進む手が、回転に負けないように、位置を固定
する。(肘を体の一部に着ける。片手を添える。)
又、水切れしない様にし、手が十分滑る様にする。
② 空気も土の固さの「むら」も、土練りが不十分ですので、十分菊練りを行う。
・ 特に二種類の土を混ぜて使う場合、両方の土の硬さを、揃えてから
練ってください。
・ 一度失敗した土を、再度練り直す場合、土の固さに「むら」が出来や易いです。
③ 土が振れたと感じたら、速めに外側を抱え込み、振れを止めます。
④ 一度狂った高さは、弓又は針で上部を切り取り、高さを揃えます。
・ 別の方法は、三本の指で、口縁を押さえ、高さを揃えます。すると、
高い部分の土が横に、広がります。その拡がった部分を、針で切り取ります。