食事作りで火を使うと室温がますます上がるので、夕食の準備はできるだけ午前中に済ませておくようにしている。
今日は、夕食の煮豚とポテトサラダを朝のうちに作った。
煮豚なんて煮る時間がかかって、部屋が暑くなるのではないかとお思いでしょうが、私は圧力鍋で作る。
圧力鍋だと、普通のお鍋で煮る時間の半分くらいの時間(約20分)煮るだけで、お肉に火が通るので、それほど室温は上がらずにすむ。
(ただし、肉に火が通るだけで味が染みないので、事前に肉にフォークで穴をあけておき、煮あがった肉はビニール袋にタレと一緒につけておく)
それからポテトサラダのジャガイモを茹でるのも圧力鍋を使う。こちらも丸ごとのジャガイモまとめて数個が、7分くらいで茹で上がる。
この圧力鍋は、結婚した頃にお姑さんからもらったもので、かれこれ30年くらい使っている。
お姑さんが、圧力鍋が出始めた頃に買ったものだそうだが、結局、使いこなせず戸棚にずっと仕舞ってあったそうで、きっと40年くらい前のお鍋だと思う。
しかし、お姑さんにもらってからというもの、豆やお芋を茹でたり、肉や魚を煮たり、それから茶碗蒸しや蒸しパンを作ったりと、かなりの頻度で使っていて、もう圧力鍋なしでの料理は、不便過ぎて考えられないほど愛用している。
この圧力鍋に欠点があるとすれば、かなり重たいことで、洗う時に苦労することだろうか。
今は、もっと扱いやすい圧力鍋が売られているので、新しいものを買おうかと思ったこともあったが、「まだ使えるのにもったいない、もう少し使ってからにしよう」と思っているうちに、ここまで来てしまった。
ここまで来たら、歳をとって重たい鍋が持てなくなる時まで、使い続けようと思っている。
しかし考えてみると、私が主婦になってから今も使い続けている鍋は、今はもうこれしか残っていない。
他の鍋は、すべて買い替えをしてきた。
毎週のように出番があって、今も現役で働いてくれる圧力鍋だが、家族の健康と笑顔のために、一緒に頑張ってくれる「相棒」みたいだなぁと思う。
今日は、煮豚とポテトサラダを作ったが、今週は、また圧力鍋を使って作ろうと思っている献立があるので、まだまだ圧力鍋くんには活躍してもらわねばならない。
でも、本当はね、自分の好きな献立しか作らなくていいと言われたら、圧力鍋の出番はもちろん、他の鍋の出番もほとんど無い。
とろろ芋に生卵を混ぜて、そこにお醤油をたらしたものをご飯にかけて食べるのが一番好き。
毎日、それさえあれば他のものは無くてもいいくらい、とろろご飯が好きなんですよ。わたし・・・