ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

晴れた日に

2014-02-07 14:22:11 | 日記
「正しく生きていたら、ちゃんと誰かが見ていてくれるものだよ」

夫から言われた一言で気持ちがすっと楽になったような気がした。

「誰かが見ていてくれる」

これは自分自身の心の奥にいる神様であり、また先祖霊なのだと受け止めた。

もちろん夫は、そういう意味で言ったのではなく、一般論として言っただけだが・・・

妹と言い争いをしてから、心が晴れない日が続いていた。

父へ持っていくおやつについてもそうだが、それ以外にも妹とは考え方の違いが色々とある。

長く妹と接していると「まったく自分勝手なんだから・・・」と思うことがよくあったが、それは母を早く亡くして、妹も苦労をしているし、姉である私に対する甘えなのだと思って大目に見ようと思っていた。

しかし、今回は私の堪忍袋の緒がぶち切れてしまった。

最終的には妹の涙で話を終らせてしまったが、本当はもっとたくさん、たとえ喧嘩になっても話し合わなければいけないことがあった。

ただ、すぐに妹と話し合うことは避けようと思った。

もう少し自分が冷静になるまで時間をかけなければいけない。

けっして感情に飲み込まれないようにしよう。

そう何度も自分自身に言い聞かせ、いつものように大自然の神々や精霊、そして先祖霊に対して感謝の供養を淡々と続けていた。

そして、つくづく感謝想起や先祖供養をやっていて良かったと思っていた。

これがなければ、私は巨大化した自我に翻弄されていただろうと思う。

自分自身が冷静になれるように時間を置き、感謝想起を続けて、今やっと心の奥が晴々としてきたような気がしている。

自分の良心が喜ぶ道を歩いていけばいい。

妹に私の考えを押し付けるようなことはしないでおこう。

私の考えを妹が分かってくれたら一番嬉しいが、そうじゃなくてもそれはそれでいい。

そういえば、ずっと昔にも同じようなことが妹との間であったことを思い出した。

今となってはなつかしく良い思い出になっている。

きっと、これもいい思い出になるのだろうな。

その話は長くなるので、またいつか書けることができたら書こうと思う。



すっきりと晴れた朝、本当に久しぶりに家の近くの林に入った。

熊さんたちは冬眠中のはずなので、出会うことはないだろうと思っての散歩だった。

冷たく澄んだ空気が気持ちよかった。



小さな川が流れているのだが、今はすっかり凍り付いて水が流れていなかった。

誰もいない静まり返った冬の山。

鳥の声だけが響いていた。

春が待ち遠しい。








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