ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

面接

2015-08-24 20:29:57 | 日記
親元を離れて学生生活を送っている長男パインと次女ピーチが夏休みで帰ってきている。

ところで長男パインは大学院の1年生なのだが、この夏休みを利用して企業のインターンシップに応募した。

そのためパインが家に居られる時間は非常に短いのだが、再来年の就職に向けて動いているようだ。

私の頃はインターンシップなんて無かったので、一体それは何か?と聞くと、就職をする前に自分のやりたい仕事を就労体験するシステムだとか。

パインが受けようとした企業は首都圏にある大手企業だった。

首都圏の大きな会社で、ドラえもんののび太くんのようにのんびりとしたパインが勤まるとは思えなかったが、パインがやってみたいと言うので本人に任せていた。

しかし就労体験と言っても、誰でも受け入れてくれるわけではないらしかった。

学生が多数応募するので、作文や面接などで選別されるらしい。

まず最初は作文で選別される。

のび太・・・じゃなくてパインは、作文は奇跡的に通過したが、問題は面接だった。

個人面接と集団面接があったそうだが、個人面接は本人曰く「うまくいったと思う」とのこと。

しかし集団面接となり、1グループ6名の学生で一つのテーマを話し合ったそうだが、その時のメンバーがよく話す人たちばかりで、パインは圧倒されたそうだ。

パインも「自分も何か話さなければ」と焦ってしまい、必死にしゃべったのはいいが、途中から自分が一体何を話しているのかよく分からなくなってしまったのだそうだ。

それを聞いて、私は思わず笑ってしまった。

「自分が何を話しているのか分からないのなら、面接している人もパインが何を言いたいのかよく分からなかっただろうね~
・・・で、面接官はなんと?」

パイン「そうですか~、なるほど~って大きくうなづいていた」

私「それは良い人だったね。くっくっく(笑)」

結局、パインは不採用となり、残念ながらその会社のインターンシップは行くことができなかった。

しかし「面接は難しい」と落ち込むパインに、色々な方面からアドバイスが舞い込んできた。

まず身近なところで夫から・・・

夫も採用の面接官をやっている。

「やはり素直なのが一番。いい事ばかりをしゃべって、一見できそうに見えても、本当に中身がなければ口先ばかりだと見破られてしまうものだ。良く見せようとあまり思わずに、ありのまま素直に答えるほうがいい」

新人の採用をしている義弟から・・・

「学科試験が多少悪くても、素直な人をとるでー。あとは打たれ強い奴やな」

某公的団体で採用をしている知人の女性から・・・

「熱く語る人はまず落とすわね。だって使いにくいでしょ?そういう人は・・・
まぁ、企業によってはそういう熱い人を求めているところもあるんでしょうけど、うちは落とすわ。
それより素直な人を採るわね」

以上、パインにはとても参考になる意見だったようだ。

素直に答えるのがよいという意見が共通していた。

これは私も同感なのだが・・・

というわけで、パインはインターンシップを受け入れて下さった地元企業に明日から行くことになった。

まだ似合っていない新しいスーツを着て、明日から数日間のインターンシップをする。

「できたら弁当もお願いします」とパインが言う。

お弁当くらいお安い御用だわ。

がんばれよ~パイン。





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