前の記事で育てた乳酸菌でヨーグルトを作ったり、炊飯器で発酵させた黒にんにくを作っている事などを書いたが、実は今年の秋にもうひとつ作ろうと思っている発酵食品がある。
それは味噌!
味噌は発酵食品の代表的食品。
そして味噌作りは発酵食品作りの王道じゃないかとさえ思う。
ずっと味噌を作りたいと思っていたが、ネットなどで調べて大方の作り方は理解していたものの、やはり実際に作っている人に伝授してもらいたいと思っていた。
しかし、周りには味噌を作っている人がいない。
いつか、いつか作りたいと思って数年が過ぎ・・・やっと味噌作りを教えてくれるという人に出会った。
それは先日のことだった。
久しぶりに家族で小樽までドライブをした。
小樽運河の辺りは観光スポットになっているが、小樽は札幌からのお手軽なドライブコースで小樽には今まで何十回となく行っている為、私たちはいつも素通りをすることが多い。
・・・で、どこへ行くかと言うと、ふつうの公園やふつうの港に行く。
そういう場所には人の姿はほとんどなく、静かに景色をぼんやりと眺めていられるのがいい。
先日もそんな人のいない寂れた公園に行った帰り道、ちょうどお昼だったので、どこかで食事をしようと車を走らせていた。
とある交差点で赤信号を待っている時、ふと窓の外を見ると小さなお店が目に入った。
そのお店の扉には張り紙がしてあった。
「北海道産大豆100グラム60円」
私は料理に大豆を使うことが多くて、いつも大豆はストックしてあるのだが、それにしても安い。
「ちょっとここに寄っていい?」と運転していた夫に言って、さっそく店内に入ってみると、大豆以外にも小豆やら花豆、トラ豆、えんどう豆など、新鮮な豆が並んでいた。
どれもぴかぴかとした美味しそうな豆ばかりだった。
店の奥から年配の女性が出てきたので、大豆を1キロと小豆を500グラム、それからトラ豆を300グラムを注文した。
お店の女性が豆を計ってくれている間、店内を見回すと、どうやら豆以外にはニワトリの飼料や畑の堆肥なども売っているお店のようだった。
さらに家庭用の2ドアの冷蔵庫も置いてあって、冷蔵庫のドアに「生麹」と書かれていた。
「麹もあるんですね」と聞くと、女性は「それはもう売り切れたんですよ。次は秋に入ります」とおっしゃった。
さらに女性は続けて「でもこの麹でしょうゆ麹や塩麹を作ると、とても美味しいんですよ。売っているものなんかより、ずっと美味しいですから」と教えてくれた。
そして「味噌も美味しくできますよ」とおっしゃった。
その一言に私は敏感に反応した。
「味噌も作れるんですか?作りたいけれど作ったことがなくて・・・でも、作ってみたいんですっ」と身を乗り出して言うと、「簡単ですよ!秋に来てくれたら教えてあげますよ」と言ってくれて、味噌作りを教えてもらう約束をした。
さらに味噌の話で盛り上がったついでに、女性にこの辺りに美味しいお店はないかと聞くと、即座にお寿司屋さんを教えてくれた。
行きつけのお店だそうで、これまた美味しいものを出すお店だとのことだった。
女性にお礼を言って「必ず秋に来ます」と約束をして、教えてもらったお寿司屋さんに行ったが、女性の言ったとおりの良いお店だった。
やはり美味しいお店は地元の人に聞くのが一番かもしれない。
家族も大満足で、秋に味噌を作りに来る時にはまた運転手をしてくれるとか。
(そして、またこの店でご飯を食べたいとのこと・・・)
それはともかく、秋には念願の味噌作りができるかもしれない。ワクワク
この日は遊覧船にも乗った。

祝津港から出航しオタモイまで雄大な景色が楽しめる。
40分コースで大人1300円

朝の連続ドラマ「マッサン」の中で使われたニシン御殿
小樽は運河もいいけれど、何気ない町中に良いものがたくさんあります。
それは味噌!
味噌は発酵食品の代表的食品。
そして味噌作りは発酵食品作りの王道じゃないかとさえ思う。
ずっと味噌を作りたいと思っていたが、ネットなどで調べて大方の作り方は理解していたものの、やはり実際に作っている人に伝授してもらいたいと思っていた。
しかし、周りには味噌を作っている人がいない。
いつか、いつか作りたいと思って数年が過ぎ・・・やっと味噌作りを教えてくれるという人に出会った。
それは先日のことだった。
久しぶりに家族で小樽までドライブをした。
小樽運河の辺りは観光スポットになっているが、小樽は札幌からのお手軽なドライブコースで小樽には今まで何十回となく行っている為、私たちはいつも素通りをすることが多い。
・・・で、どこへ行くかと言うと、ふつうの公園やふつうの港に行く。
そういう場所には人の姿はほとんどなく、静かに景色をぼんやりと眺めていられるのがいい。
先日もそんな人のいない寂れた公園に行った帰り道、ちょうどお昼だったので、どこかで食事をしようと車を走らせていた。
とある交差点で赤信号を待っている時、ふと窓の外を見ると小さなお店が目に入った。
そのお店の扉には張り紙がしてあった。
「北海道産大豆100グラム60円」
私は料理に大豆を使うことが多くて、いつも大豆はストックしてあるのだが、それにしても安い。
「ちょっとここに寄っていい?」と運転していた夫に言って、さっそく店内に入ってみると、大豆以外にも小豆やら花豆、トラ豆、えんどう豆など、新鮮な豆が並んでいた。
どれもぴかぴかとした美味しそうな豆ばかりだった。
店の奥から年配の女性が出てきたので、大豆を1キロと小豆を500グラム、それからトラ豆を300グラムを注文した。
お店の女性が豆を計ってくれている間、店内を見回すと、どうやら豆以外にはニワトリの飼料や畑の堆肥なども売っているお店のようだった。
さらに家庭用の2ドアの冷蔵庫も置いてあって、冷蔵庫のドアに「生麹」と書かれていた。
「麹もあるんですね」と聞くと、女性は「それはもう売り切れたんですよ。次は秋に入ります」とおっしゃった。
さらに女性は続けて「でもこの麹でしょうゆ麹や塩麹を作ると、とても美味しいんですよ。売っているものなんかより、ずっと美味しいですから」と教えてくれた。
そして「味噌も美味しくできますよ」とおっしゃった。
その一言に私は敏感に反応した。
「味噌も作れるんですか?作りたいけれど作ったことがなくて・・・でも、作ってみたいんですっ」と身を乗り出して言うと、「簡単ですよ!秋に来てくれたら教えてあげますよ」と言ってくれて、味噌作りを教えてもらう約束をした。
さらに味噌の話で盛り上がったついでに、女性にこの辺りに美味しいお店はないかと聞くと、即座にお寿司屋さんを教えてくれた。
行きつけのお店だそうで、これまた美味しいものを出すお店だとのことだった。
女性にお礼を言って「必ず秋に来ます」と約束をして、教えてもらったお寿司屋さんに行ったが、女性の言ったとおりの良いお店だった。
やはり美味しいお店は地元の人に聞くのが一番かもしれない。
家族も大満足で、秋に味噌を作りに来る時にはまた運転手をしてくれるとか。
(そして、またこの店でご飯を食べたいとのこと・・・)
それはともかく、秋には念願の味噌作りができるかもしれない。ワクワク
この日は遊覧船にも乗った。

祝津港から出航しオタモイまで雄大な景色が楽しめる。
40分コースで大人1300円

朝の連続ドラマ「マッサン」の中で使われたニシン御殿
小樽は運河もいいけれど、何気ない町中に良いものがたくさんあります。