ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

2018-04-09 16:04:52 | 日記
いつも行く温泉で湯船に漬かりながら、あまりの気持ち良さに半目になっていたら、あとから入ってきた方の姿が半目にした狭い視界に入ってきた。

ちらりと見えたその姿は、痩せているのにすごい筋肉のついた身体だった。

ところで銭湯に行くと、たまに筋肉がもりもりとついた身体の人を見ることがある。
(もちろん女性ですけど)

筋肉もりもりの引き締まった身体の女性を見ると「いいな~すごいなぁ」と思う。

私は女性らしい身体にはまったく興味はないのだが(同性なので当たり前ですが)、筋肉のついた身体を持つ女性には、憧れと称賛の想いで、ついつい横目をつかって見てしまう。

「何をやって、こんなに筋肉つけたのかな?ジム行ってるのかしら?」なんて、できることなら直接聞いてみたい所だが、さすがにそれはできないので、家に帰ってから憧れの筋肉が少しでもつくことを夢見て、ストレッチなどをしている。
・・・が、最近はすこしストレッチをしただけで「なんだか疲れた~」と止めてしまっていたので、筋肉もりもりは夢のまた遠い夢かもしれない。

ところが、なんと今回はその筋肉もりもりの身体を持つ女性にお話を聞くことができた。

私が半目になってお湯に浸かっている時に入ってきた女性だが、お湯に入るなり「今日は風が冷たいね」と言った。

誰か知り合いがいるのかとキョロキョロと周囲を見渡したが、お風呂に入っているのは私とその方だけだった。

私に向かって言っているのだと分かったので「そうですね。風が冷たいですね」と答えたことから会話が始まった。

最初はありきたりの季節の話などしていたのだが、やはりどうしてもその方に聞いてみたいことがあった。

チャンスは今しかない。意をけっして聞いてみた。

「あのぉ、いい体されてますが(変な言い方だったしら・・・)何かやっていらっしゃるのですか?」

その女性は嫌な顔をするどころか嬉しそうに微笑んで「私?いい体してる?そんなことないよ~」と言いながらもいろいろと教えてくれた。

思った通り、やはりスポーツクラブに行っているそうで、そこで筋トレをしているそうだ。

またパークゴルフに夢中で、雪のない時期は毎日のようにパークゴルフをしているとおっしゃった。

パークゴルフと言えば高齢者のスポーツというイメージがあるが、実はその女性、御年74歳と聞いてびっくりした。

腕や背中の盛り上がった筋肉からは、とてもその年齢とは思えなかった。

「私、若い頃から農作業して男と同じように力仕事をやってきたからね。もともと筋肉はついてたんだ。スポーツクラブやパークゴルフに行くようになったのはここ最近よ。でも、継続しなきゃだめよ。
特に足。足は鍛えときなさい」

人生の先輩から「足を鍛えなさい」と言われて、やっぱりウォーキングやストレッチがんばろうと思った。

なんだか疲れやすいな~と思っていたのは、年齢的なこともあるのだろうが、季節的なこともあったのだろうか。

聞くところによると、太陽や月のエネルギーの強弱で春と秋は身体の細胞も神経もホルモンバランスが変わって、一時的に不調や疲労が強くなったりするのだとか。

眠気や疲労感やイライラ、また湿疹が出たりなど、いつもと違うなぁと思うのが、この季節らしい。

そんな時は無理をせずに、身体を休ませるのが正解なのだそうだ。

冬の間、エネルギーを地下に貯めて冬眠していた木々は、春になると太陽からのエネルギーの助けを借りて幹から枝へエネルギーを送り新芽を出す準備をする。
それと同じように、人間の身体も春と秋は半年分の体内の不純物を出す準備をしているそうだ。

そして不純物が出てしまうと、身体も気分も爽快になるそうだが、筋肉もりもりのおばさまを見て、私もがんばろうと思えたということは、すこしは不純物出たかな?

桜はあと一ケ月しないと見ることができないが、やっと雪が融けて植物の新芽が出てきたのを見ると、気分もウキウキと身体を動かしたい気持ちになる。

めざせ。筋肉マン!なんてね。

春、ですね。









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