思わぬ雪で予定を変更して訪れた熊野磨崖仏＋甲尾山

あけましておめでとうございます。
２００９年の幕開けの元旦の今日は、無動寺での除夜の鐘突き後の初護摩で新しい年を迎え、２時過ぎに国見ＹＨに戻りました。
７時過ぎの初日の出を見ようと海岸に行くと厚い雲に覆われており残念でしたが、姫島の周辺は雲が取れて空がうっすらと赤くなっていました。
国見ＹＨに戻るとお屠蘇とおせち料理と雑煮の豪華で美味しい朝食が大歓迎してくれ、正月らしさを味わうことが出来ました。
今日は、予定では久留米の歩き仲間と日豊本線西屋敷駅近くに登山口がある津波戸山の山歩を楽しむ予定でしたが朝食を取っている最中に雪が降り出し、津波戸山は次回の楽しみにして、他の歩き仲間に合わせて熊野磨崖仏を訪れました。
海岸沿いは晴れ間もあったものの熊野磨崖仏では小雪が舞っており、磨崖仏の裾ののほうは雪が積もっていました。
駐車場に戻る途中に入場料売り場の側にある胎蔵寺も訪れることが出来ました。熊野磨崖仏を後にして、宇佐駅まで車で送ってもらいました。
今日は小倉からムーンライト九州に乗る予定でまだ午後からたっぷり時間があったので、１０月に国東半島仏の里ウォークに参加した時に時間がなくて階段登山道の途中までしか行けなかった中山香駅近くの標高がふじさん(223m)の甲尾山を訪れることにしました。
１時間位待って別府方面行きの電車に乗り中山香駅で降りるつもりが、西屋敷駅付近から眺めた青空の下の津波戸山の姿に見とれていたら、降りる駅を勘違いしてひとつ手前の立石駅で降りてしまいました。
次の電車は２時間後しかなくて時間がたっぷりあったので、歩いて中山香駅そばの甲尾山の階段登山口に行き、７８５段の石段を登って甲尾山を訪れました。
２２３ｍの山頂にある展望台からの下界の眺めは素晴らしく田園風景の中を走る日豊本線の特急列車や由布岳の眺めも楽しめ訪れた甲斐がありました。
甲尾山から急ぎ足で歩いて１５：４５の別府方面行き列車になんとか間に合い、別府駅で下車して、正月は無料で入れる駅近くの不老の湯に入り体を温めました。
小倉駅発２２：０８のムーンライト九州に乗る為に１７：５３の柳ヶ浦行きの電車に乗り込み一路小倉へと向かいました。
アップした写真は、小さな雪だるまが裾のを飾る熊野磨崖仏の不動明王です。