東奔西歩の 『出路迦芽』 写真館

『人も歩けば...』でデジカメ片手に東奔西歩し出会ったお気に入りの写真と日々変化する富士山の写真をお届けします。

明日からの好天気に願いを込めて

2007年07月31日 | 
 7月31日(火)の今日は、富士山は見えなかったものの昨日の朝の雷雨が嘘のような夏らしい好天気の1日となりました。

 明日8月1日(水)~5日(日)に夏休みPart2で、岡山県や埼玉県の山仲間と山形県に遠征し、泡滝ダム~以東岳(1771m)~大朝日岳(1870m)~朝日鉱泉の朝日連峰の夏山登山を楽しむ予定です。
 1996年の夏に飯豊山を訪れた時からあこがれの山となっていた朝日連峰。 避難小屋2泊の為、食料やガスやシュラフ持参で「重い出いっぱい」の山歩になりそうですが、去年の10月の燕岳山歩以来の山仲間との歩きが楽しみです。
 今回訪れる所は、携帯電話が通じそうもない場所なので、モブログによる写真のアップも出来そうになく、しばらくブログが滞ります。
 
 今日の写真は、明日からの好天気に願いを込めて、先日富士見高原ゆりの里を訪れた時に富士見駅で撮影した朝の日を浴びて浮かび上がるゆりの花です。



<撮影データ>
  撮影月日:2007年7月26日(土)
撮影場所:富士見駅:長野県富士見町

500万本のゆりの花が歓迎の「富士見高原ゆりの里」

2007年07月29日 | 
 7月29日(日)の今日は、スカットは晴れてくれず富士山も姿を現してくれませんでしたが、蒸し暑い1日となり、午前中の一時涼を求めて帆掛山~梶原山山歩を楽しみました。

 今日は、昨日7月28日(土)に青春18切符の2枚目を使用して、中央本線富士見駅で下車して訪れた「富士見高原ゆりの里」で撮影したゆりの花の写真をアップします。

 富士駅発5:22の身延線の1番電車に乗り甲府駅で中央本線の電車に乗り換えて富士見駅で下車して、送迎バスで富士見高原ゆりの里を訪れました。
 富士見駅は「花の百名山」入笠山の登山口の駅ともなっており、どちらも10時発の無料の送迎バスがあり、天気が良かったので入笠山にも心が動きましたが、入笠山は何度も訪れており、まだ1度も訪れたことのなかった富士見高原ゆりの里を予定通り訪れることで一件落着しました。
 マイクロバスは15分ほどで標高1300mの富士見高原ゆりの里まで運んでくれました。 ゆりの花が見頃で天気が良かったので、駐車場にはたくさんの車が止まっており、園内に入るとたくさんの人々で賑わっていました。
 中橋富士夫氏による早朝撮影会も開かれており立派な三脚とカメラを持ったカメラマンの人達も大勢おり、中には脚立持参の人もいました。
 冬はスキー場になる広い高原には500万本のゆりの花が咲き誇り、まだこれから咲くゆりの花もありましたがなかなか見事でした。
 写真撮影スポットとして人気の白樺ゆり園のほうは白樺林の合間に見頃を迎えた色とりどりのゆりの花が咲いており見事でした。
 展望リフトを利用して訪れた標高1470mの展望ゆり園のほうは、今にも雨が降りだしそうな天気で、ゆりの花の見頃はもう少し先と言う感じで、先にこちらの方を訪れて展望を楽しんでおけば良かったと思いました。 
 彫刻の森展望台を訪れ下りの展望リフトを待っていたら雨が降りだし、リフトで麓に下った後、屋根のあるゆり園の外に出て少し雨宿りをしました。 しばらくすると雨は止んで青空が広がり、日の光の当たる雨に濡れたゆりの花の撮影を楽しむことが出来ました。
 帰りは出発が30分遅い15:20発の小淵沢駅行きの送迎バスに乗り込み富士見高原ゆりの里でのゆりの花撮影を終えました。
 入園料1000円リフトフリーパス券が700円と少し高めですが、なかなか見応えがありました。


①ロマンスゆり園に咲くゆりの花と背後にそびえる甲斐駒ヶ岳


②ロマンスゆり園に咲くゆりの花と背後にそびえる編笠山


③ロマンスゆり園のゆりの花のアップ





④白樺ゆり園の大勢のカメラマンと色とりどりに咲くユリの花



⑤展望リフトの足下に咲くユリの花と展望ユリ園に咲くユリの花


⑥雨のち晴れのゆりの花

<撮影データ>
撮影日時:2007年7月21日(土)
撮影場所:富士見高原ゆりの里(富士見高原スキー場):長野県富士見町

<参照HP> 富士見高原ゆりの里中橋富士夫オフィシャルホームページ


はままつフラワーパーク(2) 熱帯睡蓮・月下美人が歓迎してくれた大温室

2007年07月27日 | 
 7月27日(金)の今日は、朝からセミの鳴き声が聞こえる好天気の1日で東海地方もやっと梅雨が明けました。 例年より7日、去年より1日遅い梅雨明けだそうです。

 今日は、7月21日(土)に雨の降る中、蓮の花の写真撮影に訪れたはままつフラワーパークの大温室クリスタルパレスで撮影した熱帯睡蓮や月下美人やヒカリゴケなどの写真をアップします。 しっかりと雨宿りをしながら写真撮影を楽しむことが出来ました。


①毎時00分、30分に行われる水と音と光の噴水ショーと背後の大温室


②大温室の内部  本物の蝶が舞っていないのが少し残念



③涼しいブルーの熱帯睡蓮  目線を花の高さに下げると「逆さ睡蓮」になってくれました。


④真昼に咲く月下美人は日下美人? 夜咲く花を開花調整して昼間に咲かせているそうです。


⑤インドの花 トウダイグサ科のベニヒモノキ


⑤イワタバコ科のストレプトパーカス




⑥エメラルドグリーンに光る絶滅危惧種に指定されているヒカリゴケ  

<撮影データ>
撮影日時:2007年7月21日(土)
撮影場所:はままつフラワーパーク(静岡県浜松市

<参照HP> はままつフラワーパーク

『日本縦断 60-2』  一瞬の山頂よりのご来光 羊蹄山避難小屋~ニセコ高原

2007年07月25日 | 日本列島縦断歩く旅
 <『日本列島縦断歩く旅』その60 2日目 山頂ご来光ツアー、羊蹄山避難小屋~ニセコ高原 15km 7月15日(日) 思い出のの足跡>

 7月25日(水)の今日は、曇り空の1日で、夏の訪れが待ち遠しい過ごしやすい1日でした。

 今日は、海の日の休み+αを利用して北海道に遠征して7月14日~17日に楽しんだ『日本列島縦断歩く旅』その60(比羅夫駅~小沢駅)の第2日目の羊蹄山ご来光勝手ツアーと羊蹄山避難小屋から比羅夫登山口、倶知安駅を経て5月5日にも泊まった懐かしのニセコ高原までの15キロの道のりの道中に撮影した写真をアップします。

 ご来光勝手ツアーに参加してAM3時前に避難小屋を出発して訪れた羊蹄山山頂は、あいにくとガスに包まれましたが、ガスが流れたほんの一瞬ご来光を拝むことが出来ました。
避難小屋へ帰る途中にトレッキングシューズの右足の靴底の後ろが剥がれるハプニングがあり、持参のおにぎりで朝食後6:22に避難小屋を出発して登ってきた比羅夫登山口を目指してゆっくりと下りました。 9合目からだんだんと高度が下がると下界の景色が楽しめるようになりました。
 羊蹄山登山道への入口近くにある牧歌で頭に雲の掛かった羊蹄山を眺めながら昼食を楽しんだ後、靴を探しに倶知安駅まで歩き途中に何とかジョギングシューズが見つかりホットしました。
 倶知安駅からはGWの時に歩いた懐かしの道を通ってニセコ高原比羅夫スキー場下のペンション村にある本日の宿のP ハリィースローリーまで歩きました。



①再訪の羊蹄山三角点山頂と一瞬のご来光(4:02~4:09)


②9合目付近で歓迎してくれたスイカズラ科のウコンウツギ(6:34)   


③雲が取れて下界の展望が広がる:9合目から8合目間(6:54)


④日本海も姿を現して歓迎してくれる:6合目(7:58)


⑤雲の下に出て長閑な風景が姿を現す:4合目~3合目間(8:47)


⑥比羅夫登山口近くのR5より望む山頂を雲に覆われた羊蹄山と食事タイムを楽しんだ歌牧(11:39)


⑦ジャガイモの花畑に浮かぶ山頂に雲の掛かったニセコアンヌプリ(12:35)


⑧可愛いジャガイモのダンシャクの花(12:36)  


⑨右足の底の裏部分のはがれたトレッキングシューズ
 去年7月に八ヶ岳登山の時に購入してわずか1年の寿命、今回3度目の使用


⑩倶知安町の西小学校のグランドより望む夏空の下の羊蹄山(14:28)


⑪ニセコ高原の宿 P ハリィースローリー(17:01)  素泊まり3500円、近くに天然温泉「ゆころ」有り

<撮影データ>
  撮影月日:2007年7月15日(日)
  撮影場所:羊蹄山~倶知安駅~ニセコ高原:北海道倶知安町

<参照HP> 倶知安町観光情報:倶知安町HP

<モブログ> 「日本列島縦断歩く旅」60-2 一瞬の山頂よりのご来光 羊蹄山避難小屋~ニセコ高原 2007/07/15

<過去Blog>  『日本縦断 60-1』 「蝦夷富士」羊蹄山山頂は雲の上 比羅夫駅~羊蹄山避難小屋


<『日本列島縦断歩く旅』その59(長万部駅~比羅夫駅)の足跡> 
 7月14日:比羅夫駅~羊蹄山避難小屋 歩行距離=10km/歩行時間=7時間25分
 7月15日:ご来光ツアー、羊蹄山避難小屋~ニセコ高原 歩行距離=15km/歩行時間=13時間3分

<ゴールは20年後? 佐多岬~宗谷岬 『日本列島縦断歩く旅』の足跡 その59比羅夫駅まで>
 その 1 1989年1月 3日:本土最南端鹿児島県佐多岬出発
 その17 1992年8月30日:ふるさと岡山県倉敷市・鷲羽山到着
 その33 1996年8月25日:日本一の富士山3776m山頂到着
 その56 2005年8月22日:本州最北端青森県大間崎到着
 その59 2007年5月 6日:北海道函館本線比羅夫駅まで前進
佐多岬より9410km/274日/3171時間51分前進

はままつフラワーパーク(1) : 雨に潤う蓮の花

2007年07月23日 | 
7月23日(月)の今日は、中国地方などの梅雨明け宣言が行われ、富士のほうも梅雨明け間近と思わせる好天気でした。

 7月21日(土)に1度撮ってみたいと思っていた雨に潤う蓮の花を求めて、青春18キップの1枚目を使用して浜松駅へ足を延ばし、舘山寺温泉行きのバスに乗り、はままつフラワーパークを訪れました。
 少し前のニュースでオオガハスが見頃を迎えたと報じており、楽しみに訪れました。
オオガハスはすでにピークを過ぎており少し咲いているだけでしたが水鳥の池周辺に咲いている雨に潤う普通の蓮の花撮影を楽しむことが出来ました。
 午前中に撮影を終えて帰る予定でしたが、800円なりの入園料を払って入っているので、熱帯睡蓮や月下美人やヒカリゴケなどが楽しめる大温室や+50円で入園できる浜松市動物園もおまけで楽しんだら16時を回っていました。
 「雨ニモ喜ビヲ感ジ」写真撮影が楽しめた1日でした。

 今日は、はままつフラワーパークの写真より、雨に潤う蓮の花の写真をアップします。













<撮影データ>
撮影日時:2007年7月21日(土)
撮影場所:はままつフラワーパーク(静岡県浜松市

<参照HP> はままつフラワーパーク


蓮の花を期待して雨上がりの畑毛温泉へ

2007年07月22日 | 日帰り山歩・WALK
 7月22日(日)の今日は、朝起きると雨が止んでおり、2年続けて訪れた蓮池のある函南町畑毛温泉を伊豆箱根鉄道駿府線伊豆仁田駅から歩いて訪れました。
蓮池のあった角萬旅館は、去年5月25日に閉館になっており、去年は閉館後間もなかったのでまだ旅館の看板もあり蓮の花を楽しめましたが、1年以上経ち建物と土地は福祉施設に売却されていました。
 蓮池は、残念ながら蓮の葉だらけとなっており、かろうじて近くに咲いていた蓮の花を撮影できました。
 このまま伊豆仁田駅に引き返すのはもったいないので、狩野川を挟んで対岸の日守山公園の日守山(別名:大嵐山)を訪れました。
 日守への道中青空の広がる天気となり、三等三角点と展望台のある191mの山頂からは、富士山の頭が雲の間から少し覗いていて嬉しい歓迎となりました。
 麓へ下山後、大平バス停に向かっていてトマト直売車の脇を通った時に、売り子のおばさんが声をかけてきて、暑いのにご苦労様と試食用のトマトを1/2個くれました。
 美味しいトマトで元気が出て、大平バス停に行くと20分余り時間があったので、2つ先の新城バス停まで歩き、12:55の沼津駅行きのバスに乗り込みました。


①畑毛温泉の道中に歓迎してくれた雨上がりのブルーの朝顔


②伊豆修善寺へと向かう伊豆箱根鉄道駿府線の電車 背後の山は、沼津アルプスの大平山と鷲頭山




③畑毛温泉旧角萬旅館の蓮池  かろうじて蓮の花がを撮影出来ました。   


④やっと日が差してきて嬉しそうなひまわりの花


⑤オニユリの花に留まるアゲハチョウ


⑥日守山山頂より展望を楽しむ昆虫採集にやってきていた親子


⑦日守山山頂よりの富士山展望。 ほんのちょっぴり頭を出してくれました。

<撮影データ>
撮影日時:2007年7月22日(日)
撮影場所:伊豆仁田駅~畑毛温泉~日守山公園~新城BS:静岡県函南町・伊豆の国市

<過去Blog> 畑毛温泉角萬旅館の蓮の花 2006/7/17


『日本縦断 60-1』 「蝦夷富士」羊蹄山山頂は雲の上 比羅夫駅~羊蹄山避難小屋

2007年07月19日 | 日本列島縦断歩く旅
 <『日本列島縦断歩く旅』その60 1日目 比羅夫駅~羊蹄山山頂~羊蹄山避難小屋 10km 7月14日(土) 思い出の足跡>

 7月19日(木)の今日は、梅雨の中休みの1日で日中は日が差す天気でしたが、そんなに気温も上がらず過ごしやすい1日でした。残念ながら富士山は姿を現してくれませんでした。

 今日は、海の日の休み+αの休みを利用して北海道に遠征して7月14日~17日に楽しんだ『日本列島縦断歩く旅』その60(比羅夫駅~小沢駅)の第1日目の函館本線比羅夫駅から「蝦夷富士」羊蹄山の山頂を経て9合目にある羊蹄山避難小屋まで10キロの道のりの道中に撮影した写真をアップします。
 函館駅から列車を乗り継いで比羅夫駅で下車すると5月6日にゴールした時に歓迎してくれたニセコアンヌプリは雲の中で、半月湖の登山口に向かう途中眺めた羊蹄山も厚い雲に覆われており、少し気が重いスタートとなりましたが、雨が降っていないだけましと思い羊蹄山の山頂目指して登っていくと、7合目を過ぎると雲の上に出て天空は青空で、雲海の広がるすばらしい展望が歓迎してくれました。
 やっとお鉢巡りコースに入ると、にわかにガスが沸いてきましたが、ガスがかかる前に無事1896mの「蝦夷富士」羊蹄山の山頂に立つことが出来、山頂よりすばらしい雲海景色を楽しむことが出来ました。
 比羅夫駅(160m)から羊蹄山山頂(1898m)との標高差は1738mあり、富士山の河口湖5合目(2300m)から富士山山頂(3776m)の標高差1476m以上あり、避難小屋泊で1日分の食料と水を担いで登ったので大変登り甲斐のあった229座目の「ふるさとの富士」登頂の山となりました。
 この日泊まった9合目にある羊蹄山避難小屋からは、雲海に沈む夕日を眺めることが出来、夜は満天の星空を大満喫するすることが出来ました。


①69日振りに舞い戻った懐かしの比羅夫駅(10:51)


②半月湖羊蹄山登山口へと向かう道(11:27) 残念ながら羊蹄山は厚い雲の中


③半月湖登山口の羊蹄山(えぞ富士)倶知安登山コース案内図(12:16)


④3合目に向かう途中に歓迎してくれたコオニユリ(13:10)


⑤3合目に向かう途中にわずかな時間下界が姿を現す(13:16)


⑥7合目~8合目間で歓迎してくれた見事な雲海(15:27)


⑦9合目から山頂に向かう途中に出会ったかわいいリス(16:18)


⑧残雪が見られた山頂へと向かうお鉢巡りコース(16:22) 


⑨お鉢巡りコースでにわかに涌いてきた雲(16:40)


⑩羊蹄山最高峰より少し手前にある1893mの一等三角点(16:49)


⑪一等三角点付近より望む羊蹄山最高地点(16:53)


⑫羊蹄山最高地点1898mより望む雲海景色(17:03)




⑬9合目にある羊蹄山避難小屋(1676m)で楽しむ雲海に沈む夕日ショー(19:17~22)

<撮影データ>
  撮影月日:2007年7月14日(土)
  撮影場所:比羅夫駅~羊蹄山:北海道倶知安町羊蹄山山頂付近(2万5千分1地形図)

<参照HP> 羊蹄山情報:倶知安町HP

<モブログ> 「日本列島縦断歩く旅」60-1 比羅夫駅から羊蹄山 2007/07/14

<『日本列島縦断歩く旅』その59(長万部駅~比羅夫駅)の足跡> 
 7月14日:比羅夫駅~羊蹄山避難小屋 歩行距離=10km/歩行時間=7時間25分

<ゴールは20年後? 佐多岬~宗谷岬 『日本列島縦断歩く旅』の足跡 その59比羅夫駅まで>
 その 1 1989年1月 3日:本土最南端鹿児島県佐多岬出発
 その17 1992年8月30日:ふるさと岡山県倉敷市・鷲羽山到着
 その33 1996年8月25日:日本一の富士山3776m山頂到着
 その56 2005年8月22日:本州最北端青森県大間崎到着
 その59 2007年5月 6日:北海道函館本線比羅夫駅まで前進
佐多岬より9410km/274日/3171時間51分前進

『日本列島縦断歩く旅』60-4 早起きの羊蹄山歓迎 倶知安町~函館本線小沢駅

2007年07月17日 | モブログ
7月17日(火)の今日は、『日本列島縦断歩く旅』その60の最終日で今回のゴールと決めた倶知安駅の次の小沢駅に9時までに到着しないと次の列車は3時間33分後で富士まで辿り着かないので気合いを入れて4:00に起床しました。窓の外を見ると曇り空ながらも羊蹄山が全容を現していました。
おにぎりとバナナとヨーグルトで腹ごしらえをして倶知安の宿のニセコ荘を4:38に出発し、倶知安峠を越えて小沢駅まで12キロの道のりを歩きました。
今日は曇り空で肌寒い天気でしたが、早起きしたお陰で、宿のすぐ側の倶知安小学校の校庭から綺麗な羊蹄山の姿を眺めることが出来ました。
小沢駅に向かう途中にも後ろを振り向くと羊蹄山が姿を見せてくれましたが、6時頃には雲に覆われてしまいました。
倶知安峠で共和町に入りしばらく下ると再び雲の取れた羊蹄山が最後の勇姿を見せてくれました。
盤の沢トンネルを抜けてしばらく歩いた盤の沢跨線橋を通りかかった時に時刻表を確認すると少し待てば小沢駅7:32~倶知安駅7:39の長万部行きの列車がやって来ることがわかり待ち伏せすることにしました。7:35になってもやってこず、時刻が変わったのかなと思いタイムリミットの7:39にギリギリセーフでやってきて無事写真に収めることが出来ました
小沢駅には20分の余裕の8:46に無事に到着しました。富士を出発する時に台風4号の日本接近で、ハラハラドキドキでしたが、予定通り『蝦夷富士』羊蹄山とニセコアンヌプリに登り素晴らしい景色を眺めることが出来て充実の4日間の歩く旅を終えました。
9:06に小沢駅で列車に乗り込み、長万部駅、函館駅、八戸駅、東京駅で列車を乗り換え新富士駅へと列車の旅を楽しみました。小沢駅から長万部駅の間は曇り空で羊蹄山も雲に覆われていましたが、長万部駅から函館駅に向かう途中には、雲が多いながらも青空が覗き『渡島富士』駒ヶ岳も姿を現してくれ、函館駅から八戸駅へ向かう途中には下北半島も対岸に望むことが出来ました。
1238キロ、11時間32分の列車の旅を終えて新富士駅に到着すると、幸運にも雨は降ってなくタクシーを利用せず約30分かけて歩いて帰ることが出来ました。



『日本列島縦断歩く旅』60-3 ニセコアンヌプリは絶景かな! ニセコ高原~倶知安町

2007年07月16日 | モブログ
7月16日(月)の今日は、ニセコ高原の宿を5:03に出発し、ヒラフスキー場からニセコアンヌプリ(1308m)に登った後、五色温泉に下り、倶知安町までひたすら17キロの道を倶知安小学校近くのニセコ荘まで歩き18:50に歩きを終えました。
5時過ぎに宿を出発し、羊蹄山の見える所まで行くと、つかの間雲が流れて全容を現してくれしばし写真撮影を楽しめましたが、直ぐに雲隠れしてしまいました。
ヒラフスキー場入口にあるコンビニで昼食を調達しようと訪れると7時から開店となっており調達することが出来ず、昨日購入してまだ残っているおにぎり1個、バナナ2本、アンパン2個を食いつないで倶知安まであるかなければならなくなりました。
ヒラフスキー場を訪れ登山口を探しだけど判らず、後でMTBコースと分かった青と白のポールが立っている所を通って中腹まで登り、さらにスキー場の草むらを通ってサマーゴンドラまで行くとやっとニセコアンヌプリ登山道の案内標識が現れました。
高度を稼ぐに連れて、今まで雲に覆われていた羊蹄山が笠雲と裾野に雲が掛かっていたものの姿を現してくれました。
最後のほうになってやっと山道らしくなり、10:22に青空が広がる広々とした1308mの山頂に立つことが出来ました。
羊蹄山は少し雲が掛かっていたものの富士山を思わせる美しい裾野を広げる姿を現して大歓迎してくれ、日本海の海も望むことが出来て言うこと無しでした。
山頂で三角点と羊蹄山を入れて写真を撮る為、三脚を立ててカメラをセットすると位置が低く羊蹄山が少ししか入らないので、ちょうど登ってきた夫婦の人がいたのでカメラのシャッターを押してもらい、お返しにカメラのシャッターを押してあげました。
このことが縁で会話を交わすと、神奈川県から大洗経由で車でやって着たとのことで、せっかくなので記念写真に収まってもらいました。
『蝦夷富士』羊蹄山の眺めをたっぷり楽しみ、ガスが掛かってくるまで山頂で1時間居座って11:22にヒラフスキー場の反対側の五色温泉に向かって下山を開始しました。
途中でガスの掛かっていたイワオヌプリの硫黄の山肌が姿を現しました。
五色温泉には13時ジャストに下山することが出来ましたが、乏しい食料で後17キロの舗装路歩きが待ち構えており、どうなることかと思いましたが、標高860mの五色温泉から標高230mの倶知安まではほとんど下り道で余りエネルギーを消費することなく歩け、非常食のカロリーメートの助けを借りて何とかハンガーノックを起こさず歩ききることが出来ました。
倶知安町に近づくと羊蹄山が姿を現しほんの僅かな時間頭の雲が取れて歓迎してくれました。
今日の宿の夕食は、刺身に鶏肉にカニに鍋料理などなど全部食べるのに苦労するほどボリュームたっぷりでデザートにさくらんぼまであり大満足で、空腹で歩き通した甲斐がありました。この豪華な夕食付きで4600円の安さで言うこと無しの宿です。
アップした写真はニセコアンヌプリ山頂より望む『蝦夷富士』羊蹄山です。

『日本列島縦断歩く旅』60-2 一瞬の山頂よりのご来光 羊蹄山避難小屋~ニセコ高原

2007年07月15日 | モブログ
7月15日(日)の今日は、昨夜小屋の外へ出ると満天の星空が歓迎してくれ、その余韻で羊蹄山山頂でご来光を拝もうと気合いの入った人達につられて2:30に目が覚め小屋の外を見るとご来光が期待出来そうだったので、ご来光ツアーに参加して2:50に9合目にある小屋を出発し真っ暗な道をライトの灯りを頼りに1時間以上かけて山頂を再訪しました。山頂へ向かっているとガスがかかり真っ白になり山頂でご来光を待っていると風でガスが流れた一瞬見えただけでした。
小屋へ帰る途中にトレッキングシューズの右足の靴底の後ろが剥がれるハプニングがありました。
5:40に小屋に戻りおにぎりで朝食後、6:22に避難小屋を出発し今度は重い出いっぱいのザックを背負っているので右足に余り負担がかからないようにゆっくりペースで下山し10:07に何とか麓まで下りホットしました。
羊蹄山の避難小屋付近は雲に覆われていましたが高度が下がると青空が姿を現し下界の展望が楽しめました。
ニセコアンヌプリも残念ながら頭は雲の中でした。
羊蹄山登山道への入口近くにある牧歌で頭に雲の掛かった羊蹄山を眺めながら昼食を楽しんだ後、靴を探しに倶知安まで歩き何とかジョギングシューズが見つかりホットしました。倶知安駅から今日の宿のあるニセコ高原までは前回歩いた懐かしの道で、今日の宿の比羅夫スキー場下のペンション村にあるハリィースローリーには17時ジャストに到着しました。
今日の宿は素泊まり3500円、昨日の避難小屋がシュラフと毛布を借りて1300円と安かったので、宿から歩いて5分の所にある天然温泉の比羅夫スキー場温泉「ゆころ」に600円なりで入り疲れを取りました。
アップした写真は羊蹄山を下りながらの下界の眺めです。