8月19日~25日の7日間に渡り『日本列島縦断歩く旅』その56を楽しんできました。
8月19日早朝に青森県むつ市の大湊駅をスタートし、脇野沢、佐井町福浦と泊まりながら歩いて到達できる本州最北端大間崎に到達しました。
1989年1月3日に本州最南端の鹿児島県佐多岬をスタートしてから17年8ヶ月、延べ歩行日数256日、延べ歩行距離8800kmを越え、道中1996年8月25日に日本一の標高の3776mの富士山のてっぺんにも立っており、佐多岬~富士山~大間崎が自分の歩いた足跡で繋がりました。
そして8月22日に大間港からフェリーで函館港へと渡り『起承転結』の最終章の北海道の歩く旅がスタートしました。
函館港から函館山・立侍岬を経て函館市梁川町、木古内町、福島町に泊まりながら北海道最南端の白神岬を経て今回のゴールと決めた松前城へ無事に到着しました。
行きは宮城沖地震の影響、帰りは台風11号の影響で交通機関が乱れハラハラドキドキでしたが、歩く旅のほうは、天気の巡り合わせに恵まれて全行程250kmを越す道程に思い出の足跡を残すことが出来ました。
今回1日の歩行距離が40kmを越す日が3日間もあり、夏場の7日間の長丁場の歩行だったので、荷物の軽量化を図りD70を持って行けなかったのが残念でしたが、コンパクトデジカメでたくさんの思い出の写真を撮ることが出来ました。
今日は、今回の旅のお気に入りベスト5を紹介します。
1枚目は北緯41度33分、東経140度58分の本州最北端の大間崎に建つ「こ、本州最北端の地」の大きな碑です。 碑のてっぺんに海猫が留まり高見の見物をしていました。
(撮影日時:2005年8月21日16時47分)
2枚目の写真は、函館港から歩いて訪れた函館山からの昼景です。
大間港からのフェリーが函館港へ着いた時は、函館山は雲に覆われており、小雨もパラついていましたが、歩くに従い天気が良くなり、函館山に到着した時には、眼下に広がる素晴らしい展望を楽しむことが出来ました。
(撮影日時:2005年8月22日14時16分)
3枚目の写真は、函館山から縦走を楽しんで立侍岬へ到着後梁川町の宿まで歩いた後に、市電と登山バスを利用して再び訪れた函館山からの夜景です。
バスガイドさんによると、昨日は展望皆無で、今日は雨上がりで今年5本の指に入る綺麗な夜景と言うことで、月曜日の平日にもかかわらず展望台は人、人、人の渦で、最前列に行くにも一苦労で、写真撮影も三脚も立てられず、手摺りにカメラを固定して手ブレを押さえて撮りました。
(撮影日時:2005年8月22日21時17分)
4枚目の写真は、福島町幕舞から眺めた朝焼けの真っ赤な空です。
この日は松前城まで21キロの道程で12時までには到着しないとバスに乗り遅れてこの日の内に富士に帰れなくなるので、気合いを入れて福島町の宿を4時4分に出発したおかげで出会った朝焼けの空で、イカ釣り船がワンポイントになってくれました。
まさに「早起きは三文の徳」のことわざ通りのめったに拝むことの出来ない素晴らしい朝やけの空でした。
(撮影日時:2005年8月25日4時48分)
5枚目の写真は、朝焼け景色を堪能してからしばらく歩いた福島町宮歌で出会った昇る朝日に向かってこぎ出す船です。
日の出の時は場所が悪くて今一歩だったので、タイミング良く通りかかることが出来てラッキーでした。
(撮影日時:2005年8月25日5時22分)