バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

セレブなトマト

2008年06月16日 | 食べ物
朝起きたら、窓辺でフリスキーがすでに日光浴を楽しんでいた。
あんな日差しをガンガンに浴びて喜んでられるなんて、私には無理だ...。


おはよう、ケイエス。ここから向かいのバカ犬が見えるわよ



さて、私とハニバニは、たいてい土曜日にランチかディナー(たまに両方)に
でかけるのだが、土曜日は彼は前の職場の同僚のお見舞いでRichmondの
病院に行っていたので、今日(日曜日)ランチに出かけた。

午前中に一週間の食料品の買出しに行って、それからフラリと行ってみた
所は、「チポットレー」というカジュアルアメリカンメキシカンレストラン。

 Soft Shell Steak Tacos

でもこれ、私としてはかなり不満足。
なぜって、トマトがまったく使用されてないから。
ほれ、今トマトのサルモネラ菌で病人が出た州のトマトが全部リコール
されてるでしょう?バージニアもその州のひとつなのだよ。

だからDCのレストランは大丈夫かも知れないけど、
バージニアのレストランからはトマトが消えてるわけだ。

マクドナルドもサブウェイも、どこのレストランもトマトがないわけよ。

トマトがないから、メキシカンフードには欠かせないフレッシュサルサも
ない。タコスはトマトが主役ではないが、こういうことになると
大切な脇役がいなくなったせいで、主役がまったく引き立たたず、
面白くない映画が出来上がったという感じだ。

しかし、スーパーに行くと、全くトマトがないわけでもない。
こないだも言ったが、チェリートマトとか蔓トマトは大丈夫で、
いつもの様に売られている。

今日、普段買うトマトがないから、この蔓トマトを買った。

 Vine Tomato

なんだ、じゃあレストランもこの蔓トマトを出したら良いじゃない、と
いうなかれ。
この蔓トマト、普通のレストランではまず全くと言っていいほど使用されない。

だって高級だから。

私が普段買う、ばら売りの「ハウストマト」が1パウンド49セントに対し、
この蔓トマトは1パウンド1ドル45セントだ。

レストランがこんなセレブなトマトを仕入れて客に出すわけがないではないか。

以前もハウストマトの質が悪いときにしぶしぶ買っていた蔓トマト。
味はハウストマトよりももっとトマトの味が濃くて美味しいが、
このハウストマトも買ってから数日間、日の当たるキッチンカウンターに
腐らない程度で放置しておけば、結構美味しくなるので、
よっぽどのことがない限り、こんな高級なトマトは買わないようにしてたのだが、
今回はしょうがない。

背に腹は代えられぬ、だ。


早くサルモネラ菌の発生地区を見つけてもらいたいものだが、
野菜や果物にはバーコードがつけられないから、出荷もとを割り出すのは
とても大変だそうだ。

まだまだセレブなトマトの世話になる日が続きそうだ。
主婦の財布に打撃だわ


家に帰って来てからは、ランチでとったカロリーを燃やしましょうと
一心不乱で掃除をやったり、ハニバニとヨーロピアンサッカー観戦など
した。

夕飯には、このクソ暑いのにスープにした。

 Turkey Sausage & Spinach Soup



デザートのブラックチェリー。

 Black Cherries

こうして、アメリカの日曜日ももうすぐ終わり。
日本はすでに月曜日が始まりましたね。

今週も頑張りましょう。



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