バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

拭えない感染ルート

2020年04月03日 | アメリカ生活
隣の男の嫁の母(つまり隣の男の義母)がコロナに感染してしまった。


私はこの話を彼から聞いた時、怒りで吐き気がしそうだった。


3月の中頃、アメリカではロックダウンが始まった矢先、
フロリダのマイアミでは春休みを楽しむ若者で溢れかえっており
(このニュースは皆さんもご存知のはず)
アメリカ市民の怒りを彷彿とさせた。
この男曰く、


コロナに罹ったら罹った時。コロナはオイラを止められない~

アホじゃん。
実際この非常識なスプリングブレイカー達が
確実にコロナウイルスをまき散らしたと言われている。


私がすごく腹が立ったのはそれもあるけど、
本当は別の話。


フィルの義母の感染ルートだった。


義母さんはその夫と生活しているがとても変な関係で、
夫にはキューバに愛人がいる。
義母さんはそのことを承知。
そしてその夫は3月半ばにキューバに愛人に会いにゆき、
その足で2人でマイアミでバカ騒ぎをして過ごす。
ちなみに彼、60代。


その間、こちらでは義母さんは誰とも会わず
一人で家にいたらしい。
バージニアもStay-at-Home-Orderが出されたので。


3月の終わり、夫が帰宅する。
(自己隔離なし)
それからしばらくして、急に義母の謎の呼吸困難と嘔吐が始まる。
救急病院に連れて行くと、すぐにICU(集中治療室)に運ばれ、
診断結果がCOVID-19だと告げられる。


これ、なにが本当に深刻かって、義母さんね、他にも持病があってね
数年前に脳腫瘍で大きな手術してから、ちょっと脳に後遺症が残ったらしい。
しかもCOPDていう、肺疾患があって
こういう持病がある人がコロナに感染すると命取りになります。


前々回の記事でも書いたが、今誰かが病院に入院すると
家族は絶対に会いにゆけない。
だからフィルの嫁はもうずっと泣いて泣いて
疲労困ぱいだったらしい。


それから数日後、なんとか容態が安定し
ICUから一般病棟へ移されたとのことだが
まだ家には帰って来れず、携帯のフェースタイムで会話をしているらしい。


感染ルート、どう考えても愛人と遊んでた夫からだよね?
その本人は症状が全くなくピンピンしているので
「自宅で自己隔離を」と言われ、家でじっとしている模様。


なんでこんなバカがピンピンしてて、義母さんが犠牲になるのよ。
非常識な馬鹿は世界中どこにでもいるのね。


とにかく義母さん、コロナに打ち勝って家に帰ってきて欲しい。


胸糞な男の話で後味が悪いので、フリちゃんでお口直しする。





そういえば、先週社内報で毛皮を着た同僚募集!てやってて、
つまりはテレワークしてるみんなのペットの写真を送ってー!ってことで
面白そうだから私もフリちゃんの写真を送ったよ。
わかるかな?



送ったのはこないだのこの写真。



塩対応だけど私の素敵な同僚です。



皆さん、気をつけて良い週末をお過ごしください。






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