つくば植物園の温室で咲き始めています。人の背丈くらいの木に花芽がいっぱい付いていました。もう直ぐ満開の花が見られることでしょう。その時期に撮影したら、更新します。説明板によれば、フィリピン地域が原産で、学名は「Clerodendrum quadriloculare」、クマツヅラ科の常緑低木です。最近は花の美しさから、園芸品種も多くなり、青い花の「ブルーエルフィン」などの名前でクレロデンドルムの仲間が販売されているようです。
つくば植物園の屋外で、赤い実をいっぱいつけています。冬の花が少ない時期に、屋外で赤い実を多くつけており、和ませてくれます。中国が原産で、学名は「Ilex cornuta」、モチノキ科の常緑低木です。ヒイラギは、モクセイ科ですから、この木とは科が違います。別名が「ヒイラギモドキ」とされるように、葉にトゲがあり、ヒイラギの葉に似ていることから名付けられたもののようです。もう一つ葉の形が矢羽に似ていることから「ヤバネヒイラギモチ」と言う名前も持っているとか。
つくば植物園の温室で実っていました。説明板には、学名「Hylocereus undatus」で、熱帯アメリカ原産、サボテン科と記述されていました。ドラゴンフルーツは、果実の色が赤いものが多いようですが、20年位前から沖縄や九州でも栽培されるようになり、写真のような黄色い果実のドラゴンフルーツ(イエローピタヤ)も出回っています。収穫時期は1月から3月頃だそうですから、今が旬と言うことでしょうか。果実を半分に切ってスプーンで果肉を頂くと甘くて美味しいようです。またこの果実は、高血圧予防とか動脈硬化予防などに効能があると言われて近年健康食品としても注目されていますね。