つくば植物園の花壇で、青と白の美しい花が咲いていました。説明板を見ると、セイヨウオダマキ・ブルーバーロウと記されていました。キンポウゲ科、オダマキ属の多年草で、学名は「Aquilegia vulgaris var. stellata 'Blue Barlow'」、園芸品種の一つのようです。丁度満開らしく、写真のように花が丸いボール状に見えました。淡青色と白の花がとてもきれいですね。写真は5月17日に撮影しました。
つくば植物園で咲いていました。薄いピンク色の花がとても可愛らしい花です。説明板によれば、中国原産で、学名は「Kolkwitzia amabilis」、スイカズラ科、ショウキウツギ属の落葉低木です。初めて聞く名前で、調べてみました。「鐘馗」とは、中国の故事に基づく疫病などを払う守り神（魔除）として祭られ、5月人形でも小鬼よりも怖い形相をし、髭をたくわえた「鐘馗さん」として知られています。石見神楽などでも登場します。この花は写真を拡大していただくとわかりますが、花柄やガクの周辺などに繊毛状の髭をつけていることから、この故事に出てくる「鐘馗さん」の名前をもらって和名としたのだろうと推測されます。花も美しく珍しい名前ですから、一度覚えると忘れませんね。写真は5月17日に撮影しました。
