面白い名前のアジサイをつくば植物園で見つけました。名前を見てから改めてこの花を見ると、小さな花でできたダンスホールの周りに、ドレスを広げた踊り子のように見える装飾花が環状にあり、音楽が聞こえてきそうな錯覚を覚えます。説明によれば、学名は「Hydrangea hybrida 'Dance Party’」、ユキノシタ科、アジサイ属の落葉低木です。前掲のエゾアジサイとも比較してご覧ください。写真は6月11日に撮影しました。
つくば植物園の池の近くの岩場の花壇で見かけました。花はとても地味ですが、野性的で珍しいので掲載します。ツブツブのようなごく小さい花の周りを、下垂する装飾花が綺麗に咲いてきます。写真は咲き始めたばかりの頃のものです。説明によれば、関東北部から、東北、北海道南部地域の山地に自生している野生種のアジサイで、学名は「Hydrangea macrophylla var. megacarpa」、ユキノシタ科、アジサイ属の落葉低木です。ヤマアジサイと似ていますが、エゾアジサイは葉がやや大きいことと、雪などの多い地方に生育することが特徴のようです。写真は6月11日に撮影したものに更新しました。
つくば植物園の熱帯資源温室で見かけました。白い厚みのある花はほのかに芳香を放ち、独特の気品があるように感じます。説明によれば、熱帯(中央)アメリカ地域が原産で、学名は「Plumeria rubra」、キョウチクトウ科、プルメリア属の常緑低木です。写真は5月31日に温室で撮影しました。