季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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ハマボウフウ(浜防風)

2008-06-29 22:50:20 | 趣味・季節の花
つくば植物園の海岸生物のある砂地で咲いていました。地面を這うように草丈が短く、花は写真のように花茎に繊毛が生えており、ヤツデのような珍しい花の形(複散形花序)をしています。説明板によれば、わが国各地の海岸に自生しており、学名は「Glehnia littoralis」、セリ科、ボウフウ属の多年草です。この植物の根には薬効があり、解熱・鎮痛効果のある生薬としても知られています。正月に戴くお屠蘇にもこの成分が含まれるそうです。写真は5月31日に撮影しました。
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ノハナショウブ(野花菖蒲)

2008-06-29 22:38:16 | 趣味・季節の花
赤紫色が美しい花です。各地で花菖蒲が美しく咲き乱れる時期ですが、この原種と言われるものが、この「野花菖蒲」です。つくば植物園の小川のほとりで数株が咲いていました。説明によると、学名は「Iris ensata var. spontanea」、アヤメ科、アヤメ属の多年草です。図鑑によれば、この花は、北海道から九州までの湿原など広い地域に分布し、花茎はかなり高くなります。この植物は有毒成分を含むため、動物などに食べられることが無く、各地に残っています。写真は5月31日に撮影しました。
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ネジキ(捩木)

2008-06-29 11:44:34 | 趣味・季節の花
つくば植物園の低木林の周辺で咲いていました。枝に白い鈴状の花がぶら下がるように咲いています。可憐でとても美しい花ですね。雨にぬれて雫が花から滴るのも風情があります。説明板によれば、本州・四国・九州の各地に分布するほか、台湾・中国にも分布し、学名は「Lyonia ovalifolia var. elliptica」、ツツジ科、ネジキ属の落葉小高木です。図鑑によると、和名の由来は樹木の幹が捩れていることによるもののようです。アセビと近縁種であり、同様に有毒植物のようですから、食べたりしないように注意しないといけませんね。写真は5月31日に撮影しました。
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ニオイシュロラン(匂い棕櫚蘭)

2008-06-29 09:39:27 | 趣味・季節の花
つくば植物園の中央広場南側で咲いていました。葉の間から白い小さなが集まった穂状の花を咲かせていました。とてもよい香りがする樹で、つい香りに引き寄せられて撮影しました。説明板によれば、ニュージーランド原産で、学名は「Cordyline australis」、リュウゼツラン科、センネンボク属の常緑高木(わが国ではあまり樹高は高くならない)です。写真は5月31日に撮影しました。
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