つくば植物園の池の近くの砂礫地に地面を這うように咲いていました。花は薄いピンク色で、花びらは芝桜のようにも見えますが、顔を近づけるとほのかに芳香がしていました。とにかく多数の花が咲いて一面ピンク色に見えるくらいになっていました。説明板によれば、高山から海岸までの日当たりや水はけのよい所に生育するそうです。「タイムの香りが強い日本産のハーブと言えます。ピンク色の花は野生型で、変異型に白い花がある」と説明されていました。すぐそばにその白い花も観察できるようになっています。日本、中国、ヒマラヤ地方が原産で、学名は「Thymus quinqueccstatus」、シソ科、イブキジャコウソウ属のほふく性多年草(宿根)です。写真は5月31日に撮影しました。
つくば植物園で咲いていました。淡青紫色のとても美しい花です。小雨の中で撮影してきましたので、花びらに雨滴が付いており、実際より薄い色に見えますが、もう少し紫が強いですね。雨に濡れて一見するとムラサキツユクサのようにも見えますが、花弁はくっきりしており、星型に見えます。説明板によれば、南アフリカ原産で、学名は「Aristea ecklonii」、アヤメ科、アリステア属の常緑多年草です。写真は6月26日に撮影したものに更新しました。