つくば植物園の熱帯資源温室で小さなカカオの花が咲いていますが、その中で果実になったものがありました。写真では、左側に長さ３cmくらいの薄白緑色をしたものが木の幹から直接出てぶら下っていますが、それです。もう少し大きくなって緑色になり、収穫時は長さ15cmくらいで直径は約10cmほどにもなり、黄色みを帯びた頃が収穫のようです。この中にカカオ豆があり、ココアやチョコレートの原料になります。写真は11月1日に撮影しました。温室の中で実るかどうか・・楽しみです。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。写真のように直径2-3cmの小さな花が一つの花茎に5輪、それが40-50cmの長い枝にぶら下がるように咲いていますので、見事です。花には白の地に薄赤紫の斑点があり、近づいて香りを嗅いでみましたが、ほのかに芳香がしました。説明板によれば、メキシコ原産で、学名は「Oncidium incurvum」、ラン科、オンシディウム属です。写真は11月1日に撮影しました。
