涼しげな花です。つくば植物園の中で見かけました。説明によれば、ヨーロッパ、アジア西部地域原産で、「Filipendula ulmaria」、バラ科、シモツケソウ属の多年草です。根茎は解熱、利尿、防腐などの薬用に使われるそうです。また花や葉をハーブティーなどとしても楽しむとか。白い花が雪をかぶったようで涼しげです。写真は6月20日に撮影しました。
つくば植物園のあちこちで咲いていました。筑波山などでも自生しているもので、「Campanula punctata var. hondoensis」、キキョウ科と記されていました。釣鐘状の垂れ下がった花が特徴です。中部地方以北の高山地域に自生しているようで、草丈もそんなに大きくなく、30cmほどで、薄い赤紫色をしていました。白い花もありますが、「シロバナヤマホタルブクロ」とも言われるようです。風通しが良くて水はけも良い傾斜地などを好むようです。図鑑を見ると、「ホタルブクロ」と見分けるには、釣り鐘型の花の付け根にある「萼」の部分の違いだそうです。「ヤマホタルブクロ」はすっきりしていますが、「ホタルブクロ」は萼片に反り返る部位があるとのこと。今度よく観察してみたいと思います。写真は6月20日に撮影しました。