つくば植物園の薬草花壇で見かけました。淡い黄色い花がとても印象的です。元々海岸付近に生育するウンラン(海蘭)に似ていますが、葉が細いことか付けられた和名のようです。花の形は金魚草に似ていますが、葉は写真のように細長くて美しい緑色をしています。別名が「toadflax」でヒキガエルに形が似ているからだそうです。そう言われれば・・と思えないでもないですね。花の名前は誠に面白い由縁があって興味深いです。説明板によれば、ヨーロッパ、北アジア地域原産で、「Linaria vulgaris」、ゴマノハグサ科、ウンラン属の多年草です。大正時代に薬草として伝来し、全草に利尿作用や皮膚病に効く薬効があるとか。繁殖力がとても強くてあちこちに生えて帰化植物となっている傾向があるそうですから・・、広がりすぎないように手入れを怠らないことですね。写真は7月4日に撮影しました。
つくば植物園のハーブ花壇にありました。草丈は、40cmくらいで、葉は小さく写真のような白い花が咲いていました。ヨーロッパ(地中海沿岸)原産で、「Origanum cultivar」、シソ科での多年草で、香味料や薬用として使われると記されていました。写真は7月4日に撮影しました。
つくば植物園のハーブ花壇で咲いていました。写真のような薄い青紫色をした幻想的な花でした。説明板によれば、シベリア東部、中国北部、朝鮮半島が原産で、「Scutellaria baicalensis」、シソ科、タツナミソウ属の多年草です。根の部分は薬効が高く、生薬「黄岑(おうごん)」として各種漢方に配合して使われていることから、和名になったとか。夏に涼しげな花が美しいので、観賞用にも適していますね。写真は7月4日に撮影しました。