つくば植物園の岩礫地花壇の岩の横で咲いていました。ごく薄い桃色のネギ坊主タイプの花が咲いています。草丈は25cmくらいでした。説明板によれば、絶滅危惧IB類(EN)に指定されており、「Allium schoenoprasum var. idzuense f. purpuratum」、ユリ科、ネギ属の多年草です。アサツキの海岸型のようで、学名にある通り、伊豆半島から三浦半島にかけて分布していますが、激減しており、保護されています。写真は7月4日に撮影しました。
つくば植物園で今年もさわやかな青紫色の花を咲かせています。万葉集に出てくる歌にある「秋の七草」のひとつ、「朝顔の花」は、この「桔梗の花」だと言われています。説明板によれば、絶滅危惧II類(VU)に指定されており、「Platycodon grandiflorum」、キキョウ科、キキョウ属の多年草です。根に薬効成分があり、科古来漢方薬などとして使われているそうです。写真は7月4日に撮影しました。