桜とは思えないような総状の花序で枝いっぱいに写真のような5弁の小さな白い花をたくさんつけます。満開の頃には良い香りがし遠くからこの花が咲いていることが分かります。花後に小さな実をいっぱいつけますが、これは古来果実酒にしたり塩漬けにして食用にされたそうです。写真は4月25日に撮影しました。茨城大学農学部阿見キャンパスやつくば植物園で見つけた各種の桜のシリーズも今年はこれで終わります。
緑色が濃く見える八重咲きの桜です。咲き始めは全体が淡緑色をしていますが、満開の頃には、花の中心部は紅色に変わりまた美しくなります。古の貴族の衣服で見かける萌黄色に似ていることからの和名のようですが、まさに御衣黄と言う名の通りの美しい花です。写真は4月25日に撮影しました。
八重桜の中でも遅く咲く花の一つだろうと思います。茨城大学農学部のキャンパス内で数本の木があり、写真のような淡黄緑色(鬱金色)の花が咲きます。オオシマザクラ系のサトザクラの園芸品種のようです。写真は4月25日に撮影しました。
今年も茨城大学農学部に隣接する遊歩道で美しい花と佳い香りを楽しませてくれました。説明板によれば、東京荒川堤にあったヤマザクラ系の品種です。写真のようにほんのり紅色がかった白色の5~7弁の花です。赤茶色の若葉とともに観るこの桜は4月下旬ころに咲き、格別の芳香を放つので知っれています。和名も遠くまで匂うことから付けっれたと思われます。写真は4月25日に撮影しました。