つくば植物園のクレマチス展で見かけました。大きな紫色の花がたくさん咲いており、見事でした。説明によれば、「Clematis 'Ozawa-no-nigoo'」だそうです。写真は5月8日に撮影しました。
つくば植物園の入口で展示されていました。写真のように花は釣鐘の形をしており、図鑑によれば、日本の固有種で、本州、九州、四国の太平洋沿岸(関東南部~近畿南部)の丘陵地の林縁にに自生し、「Clematis williamsii A.Gray」、キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性半低木です。初めて観ました。この植物は、黒船が来航した際に同行していた植物収集科家(S.W.williiams)が静岡県下田で採集し、ハーバード大学のA.Grayが同氏を記念して命名されたものだと詳細が説明されていました。つくば植物園では、6月初旬までクレマチス展が行われており、その一つとして展示されていました。写真は5月8日に撮影しました。
つくば植物園の池のほとりで咲いていました。半日陰の目立たないところで咲いていますが、よく観るととても美しい花です。説明板によれば、準絶滅危惧(NT)に指定され、北海道西南部~本州~四国・九州の広い地域に分布し、「Calanthe discolor」、ラン科と記されていました。写真は5月8日に撮影しました。