つくば植物園のサバンナ温室で見かけました。鮮やかな紅色の花です。説明板によれば、オーストラリア西部・南部地域原産で、「Swainsona formosa」、マメ科の常緑低木です。初めて観ましたが、とても印象深い花です。写真は5月3日に撮影しました。
霞ヶ浦湖畔を散策していると、プーンと甘い香りがしてとても気持ち良くなりました。近くの木を見ると、写真のように枝いっぱいにクリーム色の房状の花を咲かせている木がありました。ニセアカシアの木です。枝に棘があることから、ハリエンジュとも言われるそうです。街路樹や公園で見かける木ですね。蜜蜂もこの花の蜜を集めてくれます。写真は5月17日に撮影しました。
霞ヶ浦湖畔の畑で見かけたエンドウの花です。マメ科独特の形をした白い花がとても美しく見えます。サヤになった実が見えますが、キヌサヤ等として若い実を頂くことも多くなりまsたが、実が大きくなるまで待って、エンドウ豆として収穫し、グリーンピースとか餡として食卓に上ります。中東から地中海沿岸地域が原産のようで、古代から食用として重用されている植物の一つです。最近の子供たちは、エンドウの花も実も見たことが無い・・と言う者が多いので、掲載してみました。写真は5月17日に撮影しました。
霞ヶ浦湖畔の麦畑は、実りの季節を迎えようとしていました。もうすぐ一面が黄金色の畑に変わり収穫となります。農業を志す若者が徐々に増えつつあると聞くとうれしい限りです。地産地消が生産者の顔が見えて安心して美味しく食べられるとのことで、首都圏辺りからわざわざ出かけて買いに来る人も多くなり、生産者が直接販売する農産物販売所が賑わっています。農業の原点に返って生甲斐を感じている農家の人を見ると、嬉しくなります。写真は5月16日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。初めて観た花です。葉は深く切れ込んでおり、先端が棘のようになっていますので、アザミに似ていますが、薊とは別の種で、花は写真のように独特のものです。説明板によれば、熱帯アフリカ西部原産で、「Acanthus montanus」、キツネノマゴ科と記されていました。常緑の小低木だそうです。写真は5月3日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室で咲いていました。花は「サンタンカ」に似ていますが、サンタンカが常緑低木であるのに対してこの「ペンタス」は5弁の花を咲かせる多年草で、よく似ていることから「クササンタンカ」とも呼ばれるようです。小さな桃色の花弁の中心部が白色で、たくさん集まって散房花序を形成しています。説明板によれば、東熱帯アフリカ~アラビア半島南部に分布し、「Pentas lanceolata」、アカネ科と記されていました。写真は5月3日に撮影しました。
つくば植物園の林の中で咲いていました。時々木漏れ日が当たるような林間で見る、緑の葉と鮮やかな黄色の花は誠に美しいものです。説明板によれば、絶滅危惧IB類(EN)に指定され、「Calanthe sieboldi」、ラン科と記されていました。写真は5月14日に撮影しました。