つくば実験植物園の小川の畔で見かけました。最近あちこちの公園などで大規模に植栽されて春の観光地になっているところが多くなりました。かつて北海道で勤務していた頃観た滝上の芝桜は強烈な印象として脳裏に残っています。説明によれば、北米原産で、「Phlox subulata」、ハナシノブ科です。花は桜に似ており、草丈は低いが横に広がる習性をもち、グランドカバーとして適することから愛好者が増えているようです。
つくば実験植物園で撮影しました。中国原産で江戸時代に日本に渡来したもので、4月の初めころから咲いて下旬のは花の終わりの頃を迎えます。マメ科の落葉低木で、花後に鞘のついた豆が実ります。桜が咲くころ少し遅れて木の幹から直接花芽が出て咲きますので、まさに枯れ木に花の感じです。薄紅色が美しい花で家庭の庭にも多く植栽されているように思います。