つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画にありました。北海道~本州、朝鮮半島、中国、樺太からヨーロッパに分布していますが、近年個体数が減少して、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。5弁の小さな花が集合して美しい花序を形成しています。
1927年にスペインで作出されたクライミングローズ(Cl)です。花の直径は約10㎝位の比較的大きな花です。写真のように壁一面に広がったつるから、薄紅色のカップ咲きの大きな花が咲いているのがとても印象的です。花の近くを通るとほのかに良い香りがしました。一季咲きですが、花が多く咲くので豪華なことから、アーチなどに仕立てて楽しむ人も多いようです。写真は5月20日に撮影しました。