10月の中旬ころから赤い実をつけたイイギリが目立つようになります。樹高が高いので上を見ながら歩かないと通り過ぎてしまいます。写真のように赤い実が房になって垂れ下がっています。南天の実より大きいと思いますが、別名を「南天桐」と呼ぶようです。公園木等にも使われるので見かけることがあると思います。写真は10月27日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。千葉県犬吠埼~御前崎周辺の海岸付近に生育するイソギクが栽培品種のキクと交雑してできたものだと説明されていました。花弁が白いものをハナイソギクと呼ぶようですが、写真は薄い黄色のようにも見えます。黄色い花弁の種はウラジロギクと呼ぶことがあるそうです。イソギクにはこのような比較的大きな花弁はありません。写真は10月27日に撮影しました。
10月下旬につくば実験植物園の中で紫色の実が綺麗についていました。和名の通り、ムラサキシキブより少し実が大きく数も多くついているように感じます。紫式部の変種であると説明されていました。南日本の海岸近くに分布し、葉が厚みがあって大きいのが特徴です。7月頃花が咲きますがその花もムラサキシキブより大きめに見えます。写真は10月27日に撮影しました。