季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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アピオス

2009-07-16 20:42:11 | 趣味・季節の花
つくば植物園の食の植物展示区画で咲いていました。地面近くでマメ科独特の形をした花です。外側は薄いピンク内側は鮮やかなワインレッドで房のように咲いています。写真でお分かりでしょうが、つる性で、育てるときは、支柱に絡ませると良いようです。花にはほんのり芳香がありました。花も食用になるそうで、乾燥させてお茶にして飲むと良いとか。説明板によれば、アメリカ原産で、「Apios americana」、マメ科のつる性の多年草です。根茎が食用になり、カルシウムやビタミンE等を豊富に含み、インディアンのスタミナ源とされた栄養食品だそうです。別名は「ホドイモ」とか「土芋」等と呼ばれるようです。写真は7月11日に撮影しました。
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クリヌム・パウエリー

2009-07-16 20:31:02 | 趣味・季節の花
つくば植物園の観察路腋で群生していました。花は完全に開花していないような、ハマユウに似た独特の花です。説明板によれば、交配種で「Crinum × powellii」、ヒガンバナ科、クリヌム属の多年草です。花の色が淡いピンク色で数多く咲いていますから迫力があります。しかし花の命が短くて、凋んだ花も近くに見えますので、やや興ざめなところも。写真は7月4日に撮影しました。
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ホソバウンラン(細葉海蘭)

2009-07-15 18:38:29 | 趣味・季節の花
つくば植物園の薬草花壇で見かけました。淡い黄色い花がとても印象的です。元々海岸付近に生育するウンラン(海蘭)に似ていますが、葉が細いことか付けられた和名のようです。花の形は金魚草に似ていますが、葉は写真のように細長くて美しい緑色をしています。別名が「toadflax」でヒキガエルに形が似ているからだそうです。そう言われれば・・と思えないでもないですね。花の名前は誠に面白い由縁があって興味深いです。説明板によれば、ヨーロッパ、北アジア地域原産で、「Linaria vulgaris」、ゴマノハグサ科、ウンラン属の多年草です。大正時代に薬草として伝来し、全草に利尿作用や皮膚病に効く薬効があるとか。繁殖力がとても強くてあちこちに生えて帰化植物となっている傾向があるそうですから・・、広がりすぎないように手入れを怠らないことですね。写真は7月4日に撮影しました。
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リョウリヨウ・オレガノ

2009-07-15 05:00:46 | 趣味・季節の花
つくば植物園のハーブ花壇にありました。草丈は、40cmくらいで、葉は小さく写真のような白い花が咲いていました。ヨーロッパ(地中海沿岸)原産で、「Origanum cultivar」、シソ科での多年草で、香味料や薬用として使われると記されていました。写真は7月4日に撮影しました。
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コガネバナ(黄金花)

2009-07-15 04:40:47 | 趣味・季節の花
つくば植物園のハーブ花壇で咲いていました。写真のような薄い青紫色をした幻想的な花でした。説明板によれば、シベリア東部、中国北部、朝鮮半島が原産で、「Scutellaria baicalensis」、シソ科、タツナミソウ属の多年草です。根の部分は薬効が高く、生薬「黄岑(おうごん)」として各種漢方に配合して使われていることから、和名になったとか。夏に涼しげな花が美しいので、観賞用にも適していますね。写真は7月4日に撮影しました。
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コクレアンテス・ディスコロール

2009-07-14 06:32:34 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。コスタリカ~ベネズエラ、西インド諸島の2000m級の高山地域原産で、「Cochleanthes discolor」、ラン科、コクレアンテス属の着生ランです。写真のように花の形が独特で、内側にだけ紫色があります。そしてとてもよい香りを放っていました。とても珍しいランでしたので、掲載してみました。写真は7月4日に撮影しました。
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ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)

2009-07-13 12:23:13 | 趣味・季節の花
7月に入ってあちこちの庭や道端で咲いています。朱色の花がとても美しく、夏の花の一つですね。南アフリカが原産といわれ、草丈は約1mくらいになります。花の色は、ザクロの花にも似ていますが、葉は菖蒲のような葉で、長く伸びています。学名は「Crocosmia x crocosmiiflora」、アヤメ科、クロスミア属の多年草(球根)です。非常に繁殖力が強いため、あちこちで群生していますが、この花を乾燥させて、湯に入れて香りを楽しむ人もいるとか。サフランに似た香りだそうです。写真は7月11日に撮影しました。
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アーティチョーク(チョウセンアザミ)

2009-07-13 07:58:54 | 趣味・季節の花
つくば植物園で7月に入って咲き始めていました。毎年見ますが、とても印象的な色をした花です。花の形はアザミですが、色が青みがかった赤紫で、大きく、若い蕾(花床)は食用にされると記されていました。フランスやイタリアでは、蕾をオリーブオイルで素揚げにして塩とレモンを振って食べる簡単な料理などに好んで使われるようです。説明板によれば、地中海地方原産で、「Cynara scolymus」、キク科、チョウセンアザミ属の多年草です。写真は7月4日に撮影しました。
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チダケサシ(乳茸刺)

2009-07-13 07:46:13 | 趣味・季節の花
つくば植物園で見かけました。林縁ややや湿った野原などに生育しています。花はとても小さく、長く伸びた花茎にいっぱいつけています。花の色は写真でもお分かりでしょうが、ほんのり白紫色をしています。説明板によれば、「Astilbe microphylla」、ユキノシタ科、チダケサシ属の多年草です。我が国の本州・四国・九州等の広い地域の林縁などに自生しています。和名は、嘗てキノコ狩りに行く人が、「乳茸」をこの花茎に刺して持ち帰ったことから名づけられたそうです。珍しい名前ですね。写真は7月11日に撮影しました。
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エピデンドラム・エロンガツム

2009-07-12 19:26:09 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。写真のように、鮮やかな朱紅色が美しい着生ランです。研究用の学名しか書かれていませんでしたので、図鑑を見ると、「Epidendrum elongatum(Red Crucifix Orchid)」と表現されており、まさに朱紅色の十字架のような花の特徴がわかります。南米及び Lesser Antilles 諸島原産で、通称「Elongated-lip epidendrum(長い唇弁を持つエピデンドラム)」と言われると記されていました。写真は7月4日に撮影しました。
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ライティア・レリギオサ(ウオータージャスミン)

2009-07-12 19:15:16 | 趣味・季節の花
つくば植物園で咲いていました。薄緑色の葉に下側に垂れるように白い花が咲いています。タイ原産の常緑低木で、寒さに弱いので、日本で育てる場合は、温室での越冬になるようです。説明板によれば、「Wrightia religiosa」、キョウチクトウ科と記されていました。別名は「ウオータージャスミン」とも言われるようです。とても癒されるやさしい色合いの花です。写真は7月4日に撮影しました。
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ヤブカンゾウ(藪萱草)

2009-07-11 15:59:57 | 趣味・季節の花
7月に入って、野原に八重の朱色が美しいこの花を見かけます。花の形が独特で美しいので、印象深い花です。つくば植物園の中でもあちこちで見かけました。緑の濃い野原で見つけたら、しばらく見とれてしまいそうな花で、これが和名の原点のようです。野萱草の仲間ですが、ノカンゾウは一重、ヤブカンゾウは八重で区別が出来ます。説明板によれば、「Hemerocallis fulva」、ユリ科、ワスレグサ属の多年草です。雪解けの時期に若葉を食用にすることでも知られています。また、根茎には薬効成分があり、利尿剤などに使われるそうです。写真は7月4日に撮影しました。
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ハマホタルブクロ

2009-07-11 15:39:21 | 趣味・季節の花
つくば植物園の海岸植物区画で咲いていました。白い釣鐘状のホタルブクロ独特の花ですが、草丈が15~20cmくらいで、とても低くて特徴があり、ホタルブクロの海岸型変種だと言われます。花の大きさはヤマホタルブクロなどと同じですから、全体のアンバランスなところがとても面白い植物です。説明板によれば、「Campanula punctata var. litoralis」、キキョウ科、カンパニュラ属の多年草です。写真は7月4日に撮影しました。
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モモイロイズアサツキ(桃色伊豆浅葱)

2009-07-10 15:11:30 | 趣味・季節の花
つくば植物園の岩礫地花壇の岩の横で咲いていました。ごく薄い桃色のネギ坊主タイプの花が咲いています。草丈は25cmくらいでした。説明板によれば、絶滅危惧IB類(EN)に指定されており、「Allium schoenoprasum var. idzuense f. purpuratum」、ユリ科、ネギ属の多年草です。アサツキの海岸型のようで、学名にある通り、伊豆半島から三浦半島にかけて分布していますが、激減しており、保護されています。写真は7月4日に撮影しました。
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キキョウ(桔梗)

2009-07-10 13:24:22 | 趣味・季節の花
つくば植物園で今年もさわやかな青紫色の花を咲かせています。万葉集に出てくる歌にある「秋の七草」のひとつ、「朝顔の花」は、この「桔梗の花」だと言われています。説明板によれば、絶滅危惧II類(VU)に指定されており、「Platycodon grandiflorum」、キキョウ科、キキョウ属の多年草です。根に薬効成分があり、科古来漢方薬などとして使われているそうです。写真は7月4日に撮影しました。
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