季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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コショウの実

2009-07-24 07:59:41 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室で実っていました。コショウについての説明がありました。それによれば、インド西南部が原産で、「Piper nigrum」、コショウ科のつる性低木です。花は極く小さくて葡萄の房のように咲きます。写真のように果実も房状になっています。黒コショウは、未熟な実を乾燥させたもので、白コショウは熟した実の皮をむいて乾燥させたものであると記されていました。写真は7月18日に撮影しました。
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コオニユリ

2009-07-23 23:37:35 | 趣味・季節の花
つくば植物園で咲いていました。鮮やかな朱赤色の花びらに黒紫色の斑点があり、写真の花は、草丈は70cmくらいでした。花も小さいように思いますが、人の背丈くらいに大きく育っているものもありました。良く観察すると、茎と葉の間にできるムカゴがコオニユリにはありませんので区別できますが、遠方から見るとほとんど同じように見えます。説明板によれば、「Lilium leichtlinii var. tigrinum」、ユリ科ユリ属の多年草です。写真は7月18日に撮影しました。
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ソナレマツムシソウ(磯馴松虫草)

2009-07-23 06:46:50 | 趣味・季節の花
つくば植物園の海岸植物展示区画で見かけました。淡い青紫色の花がとても美しい花です。山野に生育するマツムシソウの海岸型変種で、千葉から三浦半島辺りの海岸の岩場などに生育しているそうです。草丈は20cmくらいで低く、花もやや小ぶりのように思いました。つくば植物園では、マツムシソウも咲いていますので、比較して観察できるようになっています。説明板によれば、「Scabiosa japonica var. littoralis」、マツムシソウ科、マツムシソウ属の多年草です。山野の植物が海岸付近で生育できるように「磯馴れ」したものと言われ、その呼び方が変化して「ソナレ」となったと言われています。他の海岸植物の名前にもついている言葉ですね。写真は7月18日に撮影しました。
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スズカケソウ(鈴懸草)

2009-07-22 08:54:43 | 趣味・季節の花
つくば植物園の絶滅危惧種の植物を集めたコーナーにありました。木陰にあり、草丈も低く、目立たない感じで見過ごしてしまいそうでしたが、紫色のとても美しい花を見つけてしばらく凝視してしまいました。葉は茎に互につく互生で、葉の付け根に花が咲いています。説明板によれば、絶滅危惧IA類(CR)に指定されているとっても珍しい植物で、わが国には徳島県と岐阜県に分布し、「Veronicastrum villosulum」、ゴマノハグサ科、クガイソウ属の多年草です。いつか映画で見た山伏が身につけている鮮やかな紫色をした鈴懸けにそっくりな花でした。これが和名の由来のようです。写真は7月18日に撮影しました。
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ゴマナ(胡麻菜)

2009-07-22 08:22:25 | 趣味・季節の花
草丈が80cmくらい、直径が1cmくらいの白い花を咲かせていました。どちらかというと野原に多いシオンにも似ているように思います。つくば植物園の文化の植物展示コーナーにありました。白いキク科特有の花は、小さいですがとても凛としていて、古来野菊として親しまれてきた花の一つのようです。説明板によれば、本州の各地の草原や道端に分布し、「Aster glehnii var. hondoensis」、キク科、シオン属の多年草です。若芽は山菜として食用にもされるようです。この仲間に、北海道や東北北部地域に生育しているやや大型のエゾゴマナがあるとのこと。写真は7月18日に撮影しました。
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ヤマハハコ(山母子)

2009-07-21 16:14:44 | 趣味・季節の花
つくば植物園のハーブ花壇で咲いていました。直径7mmほどのカサカサした白い多弁の花びら状の総苞片があり、中央にに黄色い頭花が見えます。小さなものですが凛としていてとても品格を感ずる花です。イメージが春の七草の一つであるハハコグサに似ていますが、葉は細くて長いですね。わが国では、中部以北の本州と北海道に分布しているほか、東アジア地域の高山帯に生育しているようです。説明板によれば、「Anaphalis margariacea」、キク科ヤマハハコ属の多年草です。全草に薬効成分があり、鎮咳、去痰、解熱などの効果があると言われ、若菜は食用にもされるようです。写真は7月18日に撮影しました。
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ツルコケモモ

2009-07-20 11:36:27 | 趣味・季節の花
つくば植物園の食の植物区画で見つけました。地面を這うようなとても背丈の低い植物ですが、約1cmくらいの可愛い実を付けていました。説明板によれば、北海道~本州中部の高山の湿原及び北半球寒帯に生育し、「Vaccinium oxycoccos」、ツツジ科、スノキ属の常緑の低木だそうです。英語名は、鶴が好んで食べる事から「Cranberry」と呼ばれるようで、ブルーベリーの多様性として展示されていました。栽培地では、寒さによる冷害から守るために冬は水を張った畑で守ると記されていました。最近はこの実から作ったジャムなどが販売されていますね。花はカタクリの花に似ているようですが、まだお目にかかったことがありません。今度見つけたら撮影します。写真は7月18日に撮影しました。
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キウリ(黄瓜)

2009-07-20 11:26:42 | 趣味・季節の花
花はゴーヤーに似ていますが、やや大きくて花びらに厚みがあります。つくば植物園の食の植物展示区画で隣に栽培されており、比較が容易になっています。キウリも雄花と雌花が別(雌雄異花)で、写真は小さな実が見えますから、雌花です。説明板によれば、ヒマラヤ山脈南東部の地域が原産で、「Cucumis sativus」、ウリ科、キウリ属の一年生蔓植物です。写真は7月18日に撮影しました。
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ゴーヤー(ニガウリ)(ツルレイシ)

2009-07-20 11:09:26 | 趣味・季節の花
つくば植物園の食の植物展示区画で栽培されていました。黄色い花が緑の葉に生えて涼しげです。最近は窓辺にこれを植えて、陽射し避けにして、室内温度を下げて、エコライフを楽しむ方も多いとか。沖縄ではチャンプルーとして有名な料理になっていますね。花は雄花と雌花があり、雌花にはとても小さいですが、実の形をした者が付いています。写真は雄花です。説明板によれば、熱帯アジアに広く分布し、「Momordica charantia var. pavel」、ウリ科、ツルレイシ属の一年生蔓性食物です。地方によっていろいろな名前で呼ばれているようですが、夏のビタミン補給に最適の食材であると記されていました。写真は7月18日に撮影しました。
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ヤマユリ

2009-07-19 15:23:03 | 趣味・季節の花
7月中旬になって、つくば植物園のあちこちで咲いています。観察路脇に咲いており、近づくとその香りに惹きつけられるように近づいてしまいます。花も直径が15cmくらいある大型の花で、さすがに「百合の女王」とも呼ばれるだけあって、見ごたえがあります。草丈も1.5mを超えるものもあり、花が大きいので、雨上がりに行くと頭を下げるどころか横に倒れているものもあります。それだけ花が大きいことがお分かり頂けるでしょうか。説明板によれば、「Lilium auratum」、ユリ科ユリ属の多年草(球根)です。地下の鱗茎は、古くから食用にされています。写真は7月11日に撮影しました。
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エチゴトラノオ(越後虎の尾)

2009-07-19 14:58:11 | 趣味・季節の花
つくば植物園で見かけました。オカトラノオに似ていますが、淡紫色の花が穂状についた花序がまっすぐ上に伸びて、やや草丈が低いのが特徴的です。写真のように蜜を吸いに蛾がとまっていました。北陸地方から東北地方の日本海側(越後地方)の海岸付近に分布していることからこの和名のようです。草丈は70cmくらいで、緑の濃い葉にはぎざぎざの鋸歯があります。オカトラノオより遅く、夏に咲く花でとても涼しげに見えます。説明板によれば、「Veronica kiusiana var. maritima」、ゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草です。写真は7月11日に撮影しました。
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ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)

2009-07-19 10:41:52 | 趣味・季節の花
つくば植物園のハーブ花壇で咲いていました。名前の通り、薄紅色の直径3cmほど花が咲いています。説明板によれば、ヨーロッパ原産で、「Althaea officinalis」、アオイ科、タチアオイ属の多年草です。古来のどの痛みを緩和するとか、皮膚の軟化等の作用があるとされ、お菓子の材料としても使われているそうです。そう言えば英語名は「Marsh mallow」で、元々お菓子のマシュマロはこの植物の根から採取したデンプンが使われていたとか。植物には色々と役に立っているものが多いことを知り、あらためてヒトも自然の中で生き延びるためには、自然の恵みを大切し、共存していくことが重要であることを学びます。写真は7月11日に撮影しました。
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セイヨウニンジンボク(西洋人参木)

2009-07-18 10:46:29 | 趣味・季節の花
つくば植物園の薬草花壇で美しい薄紫色の花を咲かせています。木に近づいて見るとかすかに芳香があります。穂状の花序の下のほうから上に順次花が咲いていくようです。葉は薄緑色で、樹高は3mくらいありました。説明板によれば、南ヨーロッパ(地中海沿岸)原産で、「Vitex agnus-castus」、クマツヅラ科、ハッカ属の落葉低木です。ホルモンを整える薬効成分もあり、香りがよいことから、果実をコショウの代用として香料にも使われると記されていました。真夏の時期に花を咲かせ涼しげですから、観賞用としても人気があります。写真は7月11日に撮影しました。
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カラー ’マジェスティック・レッド’

2009-07-17 07:09:49 | 趣味・季節の花
つくば植物園の入り口近くの観察路脇で赤い独特の花を咲かせていました。草丈は40cmくらいで、緑の葉に白い斑点があり、赤い花(実は仏炎苞)ですから、遠くからも目立ちます。説明板によれば、「Zantedeschia aethiopica 'Magestic Red’」、サトイモ科の多年草です。白い色のカラーは良く見かけますが、写真のような見事な紅色のものは珍しいですね。「カラー」の名前の由来は、白色の花がワイシャツのカラーに似ていることから名づけられたとの説があります。写真は7月11日に撮影しました。
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オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)

2009-07-17 06:50:04 | 趣味・季節の花
つくば植物園の岩礫地区画で今年も見事に咲いていました。草丈も2m近くまで伸びて、まさに黄金色の花びらに赤い斑点のある見事な花を咲かせていますから、風格があります。オニユリの仲間で、対馬に自生するそうです。写真を拡大してみていただくと解りますが、茎と葉の間に黒っぽいムカゴが見えます。このユリの特徴は、対馬植物図鑑(http://marugoto.cool.ne.jp/tsushima/syokubutsu-zukan/index.htm)に詳しく説明されています。とても貴重な植物のようで、種の減少が著しく、保護活動も行われているようです。いつまでもこの素晴らしい花を見たいものです。説明板によれば、「Lilium lancifolium var. flaviflorum」、ユリ科、ユリ属の多年草です。写真は7月11日に撮影しました。
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