ベネズエラ原産の珍しい花です。つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。淡い色合いで、何となく癒されます。説明によれば、「Hippeastrum doraniae」、ヒガンバナ科と記されていました。写真は2月16日に撮影しました。
長細い緑の葉に5弁のくっきりした白い花びらに筒状に突き出した唇弁の内側に紅色の網目模様があるのが特徴です。とても全体のバランスが良くて美しい花です。説明によれば、ブラジル原産で、「Laelia lundii」と記されていました。つくば植物園の熱帯山地雨林温室で観察できます。1月にも掲載しましたが、余りにも美しいので、再度掲載しました。写真は2月4日に撮影しました。
とても小さな可憐な花をつけるランです。つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。説明によれば、ブラジル原産で、「Lanium avicula var.longifolia」、着生ランです。写真は2月4日に撮影しました。
写真のように小さな花が花茎に対称的に並んで穂状に伸びて咲いています。香りも良く美しいランです。説明によれば、フィリピン原産で、「Dendrochilum glumaceum」と記されていました。標高1000~2000mくらいの高地に生育する着生ランのようです。写真は2月4日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室で咲いていました。白い小さな花(萼片)が房状に垂れさがって咲いています。赤い3~5mm程度の実を葡萄のように付けます。その姿が数珠のようにも見えるからこの和名でしょうか。説明によれば、北米南部~西インド諸島に分布し、「Rivinia humilis」、ヤマゴボウ科の常緑多年草です。ゴボウ科と知り、葉を良く観ると、艶のないごつごつしたゴボウの葉にも似ています。写真は2月16日に撮影しました。
今年もつくば植物園で薄紅色の美しい花を咲かせていました。2月の中旬になって花が咲いてきました。説明によれば、園芸品種で、「Prunus mume 'Kenkyo'」、バラ科と記されていました。江戸時代に作出された頃は、薄い紅色の八重咲きで他の梅に比較して驚くほどに美しかったことからこの名前がついたのではないでしょうか。写真は2月16日に撮影しました。
爽やかな香りの良いランでした。つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。写真のように花もくっきりしていてとても美しく印象的です。説明によれば、中国南部(雲南)原産で、「Coelogyne flaccida」、と記されていました。標高1000~2000m級の高地で生育する着生ランのようです。写真は2月4日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室で見かけました。濃い緑の葉に花筒の長い白い花が咲いています。素朴な感じでしかも凛としているような感じがします。説明によれば、マレー半島原産で、「Pseuderanthemum lilacinum」、キツネノマゴ科の常緑多年草です。写真は2月4日に撮影しました。
大阪城梅林で見かけました。遠くから見ると全体が薄緑色に見える梅の花です。咲き始めたばかりで、華やかさはありませんが、だらりと垂れ下がった枝も萼も緑色をしています。花は八重で白色でした。満開の頃は、大阪城天守閣を背景にこの花の前で撮影する愛好家も多いそうです。写真は2月13日に撮影しました。
大阪城梅林で見つけた素朴な感じの白梅です。一重で花も直径が2cm程度で比較的小さく、古くから咲く素朴な梅の花の代表的な品種のような感じがします。図鑑を見ると中国から伝来した古代の風情をしのばせる原種に近い園芸品種だそうです。香りも良いので、盆栽にして楽しむ愛好家も多いとか。写真は2月13日に撮影しました。
大阪城の内堀の東側に広がる梅林を散策して見つけました。この梅林には、約1300本の各種梅が植栽されています。昭和48年に府立北野高校同窓会が創立100周年を記念して22品種・880本の梅を植えて大阪市に寄贈したことが始まりのようです。写真は、鮮やかな紅色が美しい「鹿児島紅」の梅花です。2日前は雪が降った大阪城でしたが、この日は、朝から快晴で大勢の観衆で賑わっていました。美しい梅林を梅の香りを楽しみながら散策するのはとても心地よいものです。写真は2月13日に撮影しました。