鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

Crow’s Magick ~鮮烈なインパクト~

2010-04-03 21:03:03 | Weblog
桜・・・満開!
北風の少し冷たいお花見日和の土曜日。


今日の画像。
アメリカ製のタロット・カード。
魔力のあるイメージの鳥(鴉)をはじめ、動物をCGでデザインした斬新で綺麗な絵柄。
メタリックなイメージとコンピュータグラフィクスならではの鮮やかで強い色彩。
かなりインパクトがあって、従来のカードの進化形というか未来形といった雰囲気があるようです。

初心者には、扱いが、少し難しいかも・・・。

伝統的なマルセイユ版や普及版のウエイトに手を染めたひとが、新たなインスピレーションを求めて、使って初めて、意味が鮮明になる・・・というか・・・。

それにつけても、ほんとうに、印象の強いカードです。

画像は、78枚のうちのお気に入り絵柄の6枚を選んでみました。

カードの凶札とされている『Tower(塔):16』や不安な要素の強い『Moon(月):18』、妄想を意味するような『Cup:7』などのネガティヴな意味あいをもつカードの絵柄にばかり、心ひかれてしまいました。
ライダー版だと、結構、イヤなカードばかりですね・・・。

勝利だとか行動・前進だとかポジティヴな意味合いの強い『The Chariot:7(戦車)』のカードの青年は、何故か不安そう・・・。
このカード全体でも、人間の顔の描写があるのは、この『The Chariot:7(戦車)』と『The hanged Man:12(吊るされた男)』の2枚だけで、表情も曖昧な感じですが・・・。


極力『人』の登場を抑えたような・・・人の運命を占う道具としては、逆の意味で、或いは、正論かも・・・なんて思えて、なんかコンピュータ的というか、人為的には、変えられないような・・・と相変らず、意味不明の感想になってしまいましたが・・・。

インスピレーションとかイマジネーションをつなげるツールとしては、かなり画期的な絵柄です。
(的中するかどうかは、また別の問題として・・・)。