鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

垣間見た未来図?

2010-04-23 21:04:41 | Weblog
霧のような雨だったり、本降りになったりで、冬のような灰色の日は続く・・・。寒い・・・。


先週の土曜日、観劇に行く途中、夕食には、ちと早いけれども、開演時間が18:00なので、渋谷の東急百貨店のレストラン街で食事をすることにしました。

いつもの銀座アスター。
東急の店舗は、初めてでしたが、池袋西武・銀座松屋とは、少しちがって、テーブルの間隔が狭く、デパートにひとりで買い物にくる主婦やご老人なんかを主な客層としているようなカンジでした(・・・都内のデパートのレストラン街っていうのは、土日祝日は、家族向け、平日は、主婦層・老人層っていうのがお決まりでしょうか)。

ワタシの隣で、この早い夕方の時間帯に食事をされている老婦人がおりまして、可愛らしい服装で、昼間(・・・もう夕方ですが・・・)から、赤ワインを飲みながら、中華料理のコースをゆっくり、ゆっくり、味わっておられるようでした。

値段の張るコース料理に、グラスワイン・・・。
ちょっとした富裕層の老婦人なんだろうなぁ・・・。
この歳で介添えもなく、ひとりってことは、未亡人なのか・・・。身寄りがない一人暮らしなのか・・・と他人様のことを勝手に想像しておりました。

ふと・・・自分の脳裏に横切ったのは・・・。

もしかすると、この老人と並んで食事をするというこのシチュエーションは、ワタシの未来図なのか・・・。
すみません・・・。意味不明ですね。
現在、パラレル・ワールドを垣間見てるんじゃないだろうか・・・という奇妙な錯覚でした。

もしかすると・・・コレは、ワタシの未来図なのかもしれない・・・。

この老婦人、齢80~90歳位とお見受けした。
ここで、この時間帯に、こういう食事をされている老人だからな・・・。

もしかすると、ワタシも、ソレくらい高齢まで生きて(現状じゃ有り得ないと思うけれど)、一人寂しく???昼間っから、酒飲みながら、デパートのレストラン街で、中華料理のコースを食する老人になるのだろうか・・・。

ひとり寂しい老人なのかどうかは、隣に座った老婦人に聞いて見なければわからないけれども・・・。

身なりや食事の内容からして、経済的には、恵まれているのだろうと見た・・・。

なんだか、寂しい老後が待っているような、でも、気儘でいいのかもしれない・・・と思ったりで・・・。