鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

解き放たれたモンスター

2010-04-24 21:02:34 | Weblog
よい天気だったのに、突然の雨・・・そして、また晴れ・・・天気は、目まぐるしく変わる。

4月の第二週目から私のデスクの前にきた休んでばかりの彼女(4月4日の拙ブログ・腐れ縁復活、4月8日:彼女における検証などご参照下さい)この1年間、随分と楽な仕事ぶりだった。
あんなに楽なところがイヤだと言っては休み続け・・・。

そして、管理職の目の届く、事務所勤務と相成った。

彼女にとっては、吉か凶か・・・。

事務所の仕事は、1週間しかもたかなった。
2週目の月曜日は、例の『体調不良』で休暇・・・。

しかし・・・これ程、休み続けても、辞めることを考えない・・・或る意味、これは、物凄いタフな神経の持主かもしれない・・・。堂々と休み続けても、出社した日には、悪びれもせず、談笑さえしている。

もともと、柔らかい物腰・モノ言いだけれど、気が強い・・・。
最初は、そのたおやかな風貌に、みんな騙される・・・。
しかし、仕事を続けていくにつれ、段々と彼女というひとが、わかってくると・・・。

折角、前管理職が、あれこれ理由をつけて、閑職に閉じ込めて、リスクを軽減したのに、今度の管理職は、檻(現場事務)から、怪物を解き放ってしまった。

怪物・・・モンスターというのが、不適切なら魔法使いといったほうがいいのか・・・。

現実にないものを見せ付けて、人をひきつけ、そして、見せつけられたものが幻でしかなかったときの失望・・・。求めていた楼閣が、砂でできた砂上の夢だったことに気づかされる時が、やってくる。

彼女は、根拠のないヴィジョンを、理想的に語る・・・まるで、実現がたやすいように。
でも、それは、全く実現性のない単なるヴィジョン・・・。
いつでも、結果を出せずにいる・・・。
だから、我をはり、各部署を転々とさせられる。

本人は、それに気づいているのかいないのか・・・。
知っていて幻を見せるのか・・・或いは、無意識なのか・・・。

それは、魔法使いにしかわからないけれど・・・。

願わくば、また、檻に閉じ込めるか、或いは、自ら、退路を決めるか・・・。
解き放たれたモンスターの行く末を・・・私は、見たい(・・・それを見るまで、ここにいるかどうかもわからないけれども・・・)。