鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

ピアス考~オシャレか凶器か? 

2010-10-16 21:02:37 | Weblog
穏やかな秋の一日。


去年、耳にピアス・ホールでも開けて、ダイヤやルビーやサファイアのスタッド・ピアスでもしてみようかと思ったことがあったのだけれど、思い立ったのが、真夏で、今、ピアッシングをしたら、気温も高いし、きっと、膿むだろうな・・・冬まで待つかな~~~とわりと気長に考えていて、冬になったら、すっかり忘れてしまって、また、思いたったのが、今年の夏で・・・。

・・・病院へ行かなくても、ドラッグストアだとかの化粧品売り場で、ピアッシングの道具一式売ってたよな~~~。

まだ、ピアスが不良のアイテムだった頃(・・・って、いつの時代だ?たぶん、昭和の後期頃)、氷で、耳たぶを冷やして、麻痺させて、安全ピンで一気に、貫く・・・って、コレかなり痛そう。

就職のときにも、ピアス穴をあけた学生は、不利だと聞いたこともある(今でもそうなのかどうか?)

私は、痛いのだとか、痒いのだとか、身体に少しでも異常があると我慢できないこらえ症のない人間なんで、ピアッシングなんて、トンデモナイ・・・と思っていた(今もそう思っている)。

それまで、宝石類には、まるで、興味がなくて、したがって、ピアスにも、全く興味がなく、どこも異常がないのに人体に好き好んで、穴あけるなんて・・・と思っていた(今もそう思っている)。

しかし、ダイヤモンド・ピアス(片方0.5カラット)を見て、合計1カラットを耳につけたら、いいかもしれない・・・と悪魔の囁きが聞こえたのが、去年の夏。

雫形の濃いブルートパーズのピアスだと、清潔感もあるし、或る程度のカラット数も大きくて、価格も手の届く範囲だな・・・しかし、コレをまとうには、耳に穴を開けずばなるまい・・・。

・・・まっ・・・そんな、こんなと逡巡していたのだけれども、昨日、しばらくぶりに寄ったスーパーのレジで、子供をつれた女性がピアスをしていたのだけれど、真後からみて、その形状に興ざめしてしまった。

ああ・・・そういう構造をしているのか・・・。
当たり前であるが、耳たぶに貫通させるポストとそれを止めるシリコンで、固定させているのだけど、ポストが針先のようで、コレは一種の凶器か・・・と思わせる。
フック式も不気味で、あんな金属を身体に通して、何か不慮の力が働いたら、耳(というか、その周辺及び、顔)は、傷だらけになってしまうではないか・・・。
特に、赤ちゃんを抱っこしたりしなければ、ならないお母さんは、ほんとうに、凶器をつけているのと同じ・・・。
赤ちゃんがお母さんの耳のポストに触れたら危ないし、フープピアスに小さな手をつっこんで、耳たぶがちぎれたという話も聞いたことがある。

やっぱり、ピアスは、凶器である。